コラム

  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 銀行とのつきあい方
  4. > 延滞となった!

延滞となった!

もし、融資の返済資金がなくなり、どうしても資金繰りがつかず、延滞となってしまったら、どうしたらいいでしょうか。

こうなったら銀行に事情を説明するしか方法はありません。行方をくらますなど、銀行から逃げてはだめです。銀行から逃げたら、あなたの会社はもっと危険な事態となってしまいます。延滞したのは仕方がありません。銀行に事情を説明してください。

延滞となったら、銀行は必ず督促してきます。では、銀行にどのように事情を説明したらよいでしょうか。

銀行には、会社の財務状況・再建の見通し、返済の計画を書面を用いて説明し、返済を猶予してもらえるように頼んでください。

具体的には、どうして返済が延滞となる事態となったのか、最近の貸借対照表はどうなっているのか、損益の状況はどうか、最近3ヶ月と今後3ヶ月くらいの資金繰りはどうなっているのか、書面も用いて説明してください。

それらの説明ができないようであれば、銀行が返済猶予してくれる可能性はもっと低くなります。銀行に事情を説明し、返済を猶予してもらい、次の手を考えましょう。

また、銀行に対して返済ができないのに、豪邸に住んでいたり、外車を乗り回すようであれば、銀行からもソッポを向かれてしまうことでしょう。経営者自身の生活も見直し、融資返済が再開できるよう、できるだけの手をつくしてください。

なお、いきなり延滞して銀行にびっくりさせるよりも、ぎりぎりまで資金繰りを考えたが、今度の返済日には必ず延滞となってしまうと分かった時点で、あらかじめ銀行に、次回の返済は不可能であると言っておいた方が、銀行に対する印象は全くちがいます。銀行は、いきなり延滞する企業は相当危機的な状況であると見ます。

新商品のご案内

月額9,900円サブスクコンサル
ダイトリ」5大サービス

①すぐに使える経営知識・情報動画の視聴
②経営コンサルタントによる相談サポート
③人気セミナー含むセミナー無料招待
④教材・マニュアルがいつでも40%OFF
⑤社長の専門学校も利用可能

→ 詳細・ご購入はこちら
金融機関紹介実績No1
支援機関
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • オンラインショップ
  • 会社概要

一人で悩む経営者へ
後悔しない決断を一緒に見つけましょう