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あなたの会社の手形割引枠はいくらか、知っていますか?

みなさまの中には、取引先から受け取った手形を銀行で割引する企業も多いかと思います。もし手形割引取引を行っている場合、あなたの会社に対して銀行は割引枠を設定していることが多いです。割引枠を設定されていない企業でも、手形割引を日常行っている以上は、まず割引枠の設定を目指すことです。

 

銀行は、新しい企業と手形割引取引を開始するとき、都度対応と言って、企業が手形を割引のために持ち込んだら、1回1回支店長もしくは本部の決済をとって、割引を行うことから始めます。

 

しかしそのことを繰り返すと、銀行内でも手間がかかります。そのため、ある程度信用のある企業であれば、「極度」を設定します。極度とは、割り引いた手形の残高がいくらまでなら支店内の簡単な手続きで手形を割り引いてもよいという、その金額のことを言います。

 

例えば、極度が3,000万円とします。極度を銀行が設定すれば、その銀行に持ち込んだ割引手形の残高が3,000万円になるまでは、銀行内の簡単な手続きにより手形を割り引いてもらうことができます。(ある手形を持ち込み、その手形の支払期日が例えば10月31日であれば、10月31日まで割引手形の残高が残ることになります。)

 

その極度、つまり割引枠を銀行に設定してもらえば、その金額まではほぼ確実に手形を割り引いてもらえるので、安心です。(しかし手形の振出人の内容によってはその手形を割り引いてもらえない場合もあります。)

 

銀行によっては、割引枠があること、もし割引枠がある場合、その金額はいくらかを企業に通知していないこともあります。あなたの会社の割引枠はいくらか、銀行に聞いてみてください。もし割引枠がないと言われたら、割引枠を設定してもらうよう、銀行にかけ合ってみてください。

 

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