銀行から融資を受けやすいための決算書作り
私の会社は、9月が決算期です。
平成18年9月期の経理作業を10月3日に終えて、顧問の会計士先生に、決算書の作成を依頼しました。
私の会社の場合、私自身が、弥生会計を使って、経理入力を行っています。
いつも、月末が終わると、すぐに経理の入力作業に取り掛かります。
そして、翌月1日か2日には、ひと月の経営成績が分かります。
早く、ひと月の経営成績が分からないと、私としてはとても不安です。
・黒字だったのか赤字だったのか。
・部門別の損益はどうだったのか。
・赤字の場合、原因はどこにあるのか。
など、試算表ができることによって、すぐに分かります。
その結果、すぐに改善のための対策をとることができます。
このようにしていれば、経営は悪化しにくいですよね。
会社の経営って、根本はこのようなことにあると思うのです。
毎月、試算表を作って、経営者がひと月の経営成績を見て、対策をうっていく。これができていれば、経営は悪化しにくいです。
また、試算表が毎月きっちりとできてくるので、それを毎月銀行に提出することによって、銀行からの信頼を得ることができます。
試算表を毎月しっかりと作ることによって、経営状態は良くなりますし、銀行の信頼も得ますし、また経営状態が良くなるので融資は受けやすいし、こう考えると、試算表を毎月、しっかりと作るべきです。
これは、経営者としての「義務」ではないでしょうか。
私どもに相談に来られる企業で、資金繰りが厳しい、というご相談をいただく企業のほとんどは、毎月試算表を作っていない企業です。
どんぶり勘定の結果は、資金繰り悪化をまねくのです。
「資金が足りないから融資を受けたい。」といっても、試算表がなければ、銀行は経営状態が分からず、こわくて融資を出せないのです。
銀行員が、「なぜ資金繰りが悪化したのか。」と聞いてきても、試算表がなければ、「不況で・・・」というように、あいまいな回答しかできないのです。
私が銀行員時代そうでしたが、銀行員って、数字を見せることができなければ、経営者がいくら理由を言っても、信用しないですよ。
また、私の会社は設立して2年すぎましたが、「銀行から融資を受けやすい決算書」になるように取り組んできましたので、その決算書を見せれば、おそらく5,000万円ぐらいは借りることができるのではないか、と思います。
私は元銀行員なので、銀行の手の内を知り尽くしています。それで、決算書の作り方もどういう方向に持っていったらよいのかが分かるので、設立2年で5,000万円の融資が受けられる決算書作りができるのですが、普通に起業した方は、「銀行から融資を受けやすい決算書」を作る方法と言われても、どうしたらよいか分からないと思います。
今回、設立2年以内の企業(法人)限定、1社限定で、「銀行から融資を受けやすい決算書」を作るための、経理代行サービスをやってみようと思います。