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名古屋金利

当メルマガでは普段は資金繰りが厳しい企業向けの記事が多いのですが、今回はそうではなく、資金繰りは問題ないが、銀行融資は必要、という企業向けの記事を書きます。

私の7年半の銀行員時代の中で、5年間は名古屋市内の店舗、2年半は大阪市内の店舗、で勤務していました。

名古屋には「名古屋金利」という言葉があって、他地域に比べ、融資金利の水準が低く、銀行別の平均融資金利のランキングでは、東海地方の地方銀行は他地域の地方銀行に比べて下位に集まってしまっている、という実情があるぐらいでした。

名古屋地域(市内だけではなく周辺も含む)は他地域に比べて業績が良い企業が多く金利水準は低くなる(業績が悪い企業ほど銀行にとっては貸倒れ可能性が高くなり金利を上げてリスクをとれるようにしないといけない)ということもありますが、銀行間で過当競争が起こっていて、金利水準が低くなった、というのもあります。

銀行間も、他の業種の企業と同じように、競争が起こります。

いかに優良な企業を囲い込んでいくか。それには、やはり優良な企業において、自行の融資シェアを高めていくことが一番の策となります。

そこでその企業に対し融資を多く行い、他行の融資シェアを奪っていく、という戦術が発生します。

名古屋地域の多くの銀行では、低金利の融資商品が発売され(このような融資商品は対外的に公表されません。他行に動きを気付かれないようにするため、こっそりと、優良な企業にだけ教えるのです。)、低金利を武器に、優良な企業に

「他行の融資を私どもの低金利融資で借換えして金利負担を軽くしませんか?」

と融資を売り込んでいくのです。

本部の号令一下、低金利融資商品を、銀行の営業係は優良な企業に売り込んでいきます。

A社がB銀行から受けている融資の金利が1.8%だったら、その融資の借換えを狙ってC銀行は1.5%の融資提案書を持っていきます。

C銀行が出してきた1.5%の融資提案書をA社の経営者や財務担当者は受け取ると、その提案書をB銀行に見せて

「C銀行は1.5%で借換えする、と言ってきているよ。借換えしていいの?」

と、ゆさぶりをかけます。

B銀行としては借換えされたくないものですから、

「いや、現状の1.8%を1.4%まで引き下げますから、借換え提案は断ってください。」

と言ってきます。

そしてA社はB銀行から1.4%への金利引下げ提案を受けたことをC銀行に話し、C銀行は1.5%の融資提案書を1.3%に書き替えて、また持ってきます。

ということが繰り返され、優良な企業の融資金利はどんどん下がっていく、ということが、名古屋地方の銀行間では多く行われています。

それが、名古屋地方の企業の融資金利は名古屋金利という言葉が生まれるぐらいの低い金利水準になった理由の一つだと思います。

私は銀行員時代、営業マンとして、このような金利の競争をたくさんやっていました。

別に名古屋地域の企業でなくとも、このように業績や財務体質が良い企業は、銀行間での融資競争が激しくなるので、銀行間で競争させて自社の融資金利水準を下げていくことが可能となります。

一方、業績や財務体質が悪い企業は、融資がなかなか借りられない、借りられても高い金利をふっかけられる、ということが起こっています。

業績や財務体質が良い企業と悪い企業とによって、銀行の態度は全く違います。

やはり、銀行から融資を受けやすくする一番の手は、業績や財務体質を良くできるようにしっかり経営を行うことです。

どうやったら融資を受けやすくできるか、何か裏ワザがないか、ということを考える前に、どうやって業績や財務体質を良くすることができるか、経営者としては当然、考えるべきではないでしょうか。

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