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できる会社は今後1年分の資金繰り表を銀行に見せている

できる会社は今後1年分の資金繰り表を銀行に見せている

 

あなたの会社は、資金繰り表を作っていますか?

 

資金繰り表には、実績資金繰り表と、予定資金繰り表とがあり、単純な話、実績資金繰り表は過去の資金繰り、予定資金繰り表は今後の資金繰りをあらわしたものです。銀行から融資を受けている会社であれば、資金繰り表を作っておくのは、資金繰り対策において、基本中の基本です。

 

銀行から融資を受けている会社であれば、銀行からいつ融資を受けるか、また毎月の返済や一括返済の資金繰りに与える影響はどうか、常に考えておかなければなりません。それを見るには、資金繰り表を作る以外に手段はありません。

 

資金繰り表の作り方が分からなければ、市販の本を読むか、顧問税理士にやり方を教えてもらうか、弊社にご相談いただくか、してください。

 

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では、資金繰り表を作っているとして、銀行との関係がうまくいっている企業は、その資金繰り表を毎月、最低でも3カ月に1回は提出しているものです。私が銀行員時代、スムーズに銀行から融資が受けられている企業の多くは、定期的に資金繰り表を銀行に出してくれている企業でした。

 

銀行に資金繰り表を提出する目的は、企業の資金繰り状況を銀行に報告するとともに、資金繰り表にて、今後の融資を受けたい時期、融資を受けたい金額を事前に銀行に伝えておくという目的があります。融資を受けている企業であれば、1カ月に1回は、銀行と接触を持つべきです。

 

接触を持つには、試算表を提出したい、資金繰り表を提出したい、という理由で十分です。そしてその時に、資金繰り表を見せて、資金が不足となる将来の○月に、運転資金で融資をいくらぐらい受けたい、ということを伝えておくのです。

 

また、多くの銀行とつきあっている企業であれば、別の銀行に対しても融資を受けたいという話をしている、という事実を伝えておくことも考えられますが、これはその企業が銀行から融資が受けやすい状況か、それとも融資が受けにくい状況か、にもよりますので、話した方がよいかどうかはなんとも言えません。

 

銀行から融資が受けやすい状況の企業であれば、○月にはA銀行から、△月にはB銀行から、融資を受けたいと思っている、と、そのまま伝えてもよいですが、銀行から融資が受けにくくなっている企業であれば、そのような話し方をすると、そういう話を受けた銀行としては、自分のところは融資は出さなくてもよい、ととらえられてしまいかねないので、他の銀行にも融資の話をしていることなどは言わない方がいい、となります。

 

また、資金繰り表を見せて融資希望の話をすると、今すぐにでも融資を受けたいというような、ぎりぎりでの融資申込みがなくなります。だいたい、融資を受けたい月の3カ月以上前から、資金繰り表を使って融資の話をしておくイメージでしょうか。

 

企業によっては、今後の1年の融資希望として、1年先の融資の話をしているところもありますが、そこまで資金繰り表に基づいた銀行との話ができるのは、とても理想的なことです。

 

このように、余裕を持って融資の話ができると、企業としては余裕を持って資金繰り対策ができるし、銀行もじっくりと融資を検討しやすいので、これが銀行との関係を円滑にできることにつながっていきます。

 

できる会社は、資金繰り表を使って銀行とこのような関係を築いていますので、参考にしてみてください。

 

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