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会社を再生させるための第一歩

弊社には、全国から多くの中小企業経営者様がご相談にこられますが、9割は、資金繰りが厳しく、緊急状態でのご相談となります。

そのような状況で、経営者としては、どうしても「あせり」が出てしまいます。あせりが出てしまいますと、経営者として冷静な判断が出来なくなってしまいます。

そのような状況で、あせりからくる判断ミスを防ぐためには、いかに冷静になれるか、が必要となります。

そのような場合に、冷静さを取り戻すために、まず、現状を全て書き出してみること、をお勧めしています。

特に、資金繰りです。現状の資金繰りはどうなっているか、資金繰り表に書いて、現状を把握してみます。

そして、むこう6カ月~1年ぐらいの、月次資金繰り予定を、資金繰り表に書き出します。また月次資金繰り計画とともに、むこう3カ月ぐらいの、日次資金繰り予定も資金繰り表に書き出します。

なぜなら、人間の心理として、見えないものに対しては恐怖心が湧いてくるからです。資金繰りの状況が目に見えるだけでも、心が落ち着いてきます。

会社の再生は、現状の資金繰りをなんとかまわる状態にすることからスタートする。

資金繰りが見えてきたら、現状まわっていない資金繰りが、なんとかまわるように、資金繰りを組んでいきます。

私どもが、ご依頼を受けて、会社再生へのコンサルティングに入る際は、まずそこから手をつけていきます。

なぜなら、会社の再生は、現状の資金繰りをなんとかまわる状態にすることからスタートしなければならないからです。

そうすると倒産を回避でき、会社再生に向けて動き出していきます。

まずは経営者が落ち着きを取り戻し、前向きな気持ちになれるかどうかが、第一歩。

資金繰りをまわすためには、銀行の返済を止めるところからはじまり、それで足りなければ、税金や社会保険の支払いを止めることも行い、それでも足りなければ、経費類や買掛金まで手をつけていくことになります。

将来はいずれも支払うことになりますが、現状の資金繰り緊急事態の中で、倒産を回避し、再生に向けてスタート地点に立つために、まずはこのような話し合いを交渉相手と進めていきます。

経営者は、銀行や税金、社会保険、はては買掛金まで、先方との話し合いにより止めていく、という話をすると、それは出来ない、とこわがってしまいますが、勇気を絞ってそこに踏み込んでいくと、結構出来ていくものです。

そのように、数か月先の資金繰りが見えてくるようになれば、経営者はだいぶ落ち着きを取り戻し、前向きな気持ちになっていきます。

会社を再生させるには、まずは何よりも、経営者が落ち着きを取り戻し、前向きな気持ちになれるかどうかが、第一歩となります。

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