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日本振興銀行の破綻についてよくいただくご質問と回答

日本振興銀行が破綻となりました。

弊社にも、日本振興銀行から融資を受けていらっしゃる企業から、ご相談の電話が多くかかってきます。

今回は、日本振興銀行の破綻によって、中小企業にどのような影響があるかなど、よくあるご質問と、その回答(私の見解を含みますが)をお送りします。

1.日本振興銀行経営破綻による中小企業への一般的な影響は何か?

これまで、振興銀行に対する世間一般の評価は「中小企業の駆け込み寺」というような肯定的なものから、不正融資等の疑惑等から大きく否定するものまで、様々なものがあります。

弊社の顧問先様や相談企業様におかれましても、日本振興銀行が、他の銀行ではやらない動産担保(商品担保)融資を実行することで、資金繰りを安定化させた企業様もいらっしゃいますし、また条件変更(リスケジュール)の交渉が難航し、その分資金が窮屈になった企業様もいらっしゃいます。

しかしどうあれ、信用保証協会保証付き以外での融資を受けることが困難になっている中小企業にとって、資金調達をするためのもう一つの選択肢として日本振興銀行が一定の役割を果たしていたいた事実は確かに存在します。

このコラムを読んでいただいているみなさまの中にも、日本振興銀行からの融資を受けていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今後については少なくとも、現在の日本振興銀行の業務や資産を引き受ける銀行が現れ、その引き受けた銀行が融資業務を、元の日本振興銀行以上に積極的に行う姿勢を見せない限りは、少なくとも新規の融資を望むことは困難になることでしょう。

現状では、比較的関係の深い三菱東京UFJ銀行や、海外の企業・ファンドの名前が挙がっていますが、政治的な要因も大きく、その政治自体が現在不安定ですから、どうなるかについて現時点で断定的な判断をすることは危険であり、当面は様子を見守る必要があります。

ただし、今すぐに日本振興銀行から受けている融資の全額の返済を要求されることはないでしょう。

債務者として、日本振興銀行と契約している返済条件に見合う返済を続けている限りにおいては、期限の利益(債務者は、毎月の返済日に返済を続けていればまとめて全額一括返済を要求されることはないという利益)は借り手にあり、特段の問題は発生しません。

問題は、期限一括返済方式での借入の場合です。期限になっても一括で返済することが不可能な場合については当然銀行との交渉となりますが、預金保険機構の管理下では確たるものがありません。

かつて、北海道拓殖銀行が倒産した際には、実務上「期限時に同額での継続」はある程度可能であったそうですが、今回の日本振興銀行についても同じように対応されるかは、決まっていないのです。

とはいえ、

期日にまとめて返済することができない→一方的に法的措置をとられる可能性は、今のところ高くありません。

日本振興銀行の業務は再開しましたが、このような場合には、まずは直接相談をするべきです。

預金保険機構が介入することは、政治的に日本振興銀行を保護するというよりも、その借り手を保護することが含まれているからです。

注視しなければならないのは、あくまでその後の日本振興銀行の「引き受け先」と、その姿勢です。

なお、預金については、ペイオフが実行されます。

預金を1,000万円とその利息分よりも預入している場合には、その払い戻しに100%の保障はされません。

2.借入予定だった企業への融資はどうなるか?

現時点で実行されていないものは、基本的に白紙撤回されます。

日本振興銀行として、自らの資産を企業に貸し出す行為はできなくなっているためです。

預金保険機構の管理下におかれ、当機構が、日本振興銀行の持つ資産(これには貸付金も含まれます)の管理・処分を行うことになるためです。

3.日本振興銀行から現在借り入れているが、今後も借入できるか?

上記の通り、現段階では判断できません。

とはいえ、できることを確約できる材料がない以上は、できない前提で資金繰りを考えるべきです。

あくまで可能性としてならば、

「引き受け先が有る程度新規融資に前向きな姿勢で業務を続行する場合」

というように、上記で触れた通りですが、やはり見込は薄いです。

なぜならば、もしそうであるならば、とうの昔に、その金融機関との業務提携や資本参加等の協力を受けているからです。

日本振興銀行は、少なくとも7月に江上社長が就任した以降は、国内の金融機関から海外の投資ファンド等からの出資を受ける形での再建を模索していました。

それが結局なされていない、この事実を重視するべきと考えます。

4.今後の返済はどうすればいいのか?

日本振興銀行の返済用口座自体は閉鎖されないと思われます。

約定返済分については、返済を行って問題ありません、それが後で無効になるということはありません。

5.自分は日本銀行から融資を受けている企業の連帯保証人をしているが、影響はあるか?

最終的には貸し手が日本振興銀行から誰になるのか、という問題であるため、

借入の保証人である、という点については特に変わりはありません。

6.日本振興銀行から借りられないとなると、どこで借りられるか?

銀行プロパー融資・信用保証協会保証付融資・政府系金融機関からの融資が受けられず、ノンバンクからの借入もできないとするならばそもそも借入を前提に考えるべきではありません。

以上は、あくまで私の見解ですが、ご参考にしていただければ幸いです。

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