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昔は良かった、儲かった

こんにちは。野上智之です。
初めてコラムを担当しまして、早いもので1週間が経ちました。この1週間で、
あなたの会社は何を改善しましたか。
本日は、ある社長との対話で感じたことを書きました。
多かれ少なかれ、このように思われたことは、あるのではないでしょうか。

また、経営をする上で、あなた自身が時間軸のどこに重きを置いているのか、
確認してもらいたいと思います。

「昔は良かった、儲かった」

私 :「社長、この業績では事業の存続が危ういですよ。」
   「どうする計画ですか?」

社長:「そうなんだよ。ここ数年、非常に厳しくて困っているんだ。」
   「でもね、これでも以前は、今の3倍の売上があって、
    社員も多くいたんだよ。それもね、・・・・・。」

私 :「そうですか。ところで、現実を見ましょう。」

『過去を振り返り反省することは賢明であるが、過去に生きることは愚かなこと
である。
未来に備えることは賢明であるが、未来に生きることは愚かなことである。
そして、一番愚かなことは、現在を否定することである。
それは、今の自分を否定することになるからである。』

対話に出てきた社長は、まさに過去に生きる社長である。
せっかくの過去の失敗から何も学ばず、反省もせず、悪化の要因を外部環境の
せいばかりにし、環境の変化に対応できない社長である。

恐竜はどうして衰退していったのか。強い生物が生き残るのではない。
環境の変化に対応できた生物が生き続け、そうでない生物は衰退するのである。
衰退しないためには、素直に過去の失敗を認め、反省すること。

そして全てに感謝し、謙虚に生きること。
このような考え方が、会社の未来を切り開く。

しかし、このようなことは頭では理解しているが、なかなか行動に移せない方
もいる。そのような方は、今すぐに紙と鉛筆を用意し、100個の悪化要因を書き
出すという行動に移すことから始めましょう。

しつこい様だが、100個書き出すこと。
必ずその紙には、明るい未来への経営のヒントが詰まっている。

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