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情報漏えいの防止

2014年7月23日号


また最近、「情報漏えい」(会社の機密事項や顧客情報の持ち出し等)
が世間を騒がせています。これらの問題が起きると、企業の情報管理
体制がどのようになっていたかが追及されます。



これらの問題は、大企業では報道されますが、中小企業ではあまり、
報道されません。しかし、報道されないから良いわけでなく、情報漏
えいが起きた時点で、信用が落ち、その後の会社経営に大きく関わっ
て来る問題です。



よって、中小企業でも「情報管理」、「情報漏えい」の問題は真剣に
取り組む必要があります。



では、「情報漏えい」を防ぐためにはどうしたら良いでしょうか?



まず、管理体制の面から考えて見ましょう。



管理体制と言うと、まず、物理的・組織的に情報が持ち出せない仕組
になっていたかと言う点です。



物理的と言うのは、例えば、情報のあるサーバーには特定の人しかア
クセスできないとか、アクセスしたら履歴が残るようにするなどです。



また、組織的と言うのは、情報の管理を1人の人に任せないで、複数
人で対応する、または、ダブルチェック体制にするなど牽制の仕組を
作るなどです。


さらに、社内の規程などでルールや罰則を設けて、それを周知させる
こともあると思います。



でも、これだけではありません。いくらルールや罰則を設けても、そ
れをすり抜けようとする人が出てきてしまったら、出来てしまう可能
性があるからです。



つまり、会社組織として、情報漏えいなどの「不正を起こさない、
許さない」組織風土を作るようにしていく必要があります。



風土は一朝一夕では出来上がらないものですから、気付いた日から、
経営者や幹部が率先して、「不正を起こさない」風土作りをコツコツ
と始めるべきです。



「不正を起こさないなんて、何か当た前」と思うかもしれませんが、
「不正を起こさない、許さない」風土と言うのは、大きな情報漏えい
のような不正だけでなく、普段から、「ちょっとした不正も起こさな
い、許さない」ことをしっかり徹底する必要があるのです。



小さな不正とは、例えば、喫煙室以外でたばこを吸わないとルールが
あるなら、幹部であろうが従業員だろうが許さないなどの、本当に、
ちょっとした事を含めてすべてです。



このちょっとした小さな不正を「まあ、小さなことだから・・・」と
見逃している風土であると、それが、いつか大きな問題につながって
いくのです。



ですので、「情報漏えいの防止」と言うと大きなことをしないといけ
ないように感じますが、まずは小さなことを徹底することから始めて
みませんか?

「2014年7月23日号」執筆:平野貴之

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