2015年12月1日より株式会社フィナンシャル・インスティチュートは株式会社エクステンドに社名変更しました。

株式会社エクステンド

中小企業の事業承継・事業再生の
コンサルティングならエクステンドにおまかせ

株式会社エクステンド
  • 0120-316-071
  • お問い合わせ
  • 金融機関紹介実績No1
経営革新等支援機関
コラム
  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 銀行とのつきあい方
  4. > メイン銀行が圧倒的シェアだと金利がおざなりになりやすい

メイン銀行が圧倒的シェアだと金利がおざなりになりやすい

2014年9月19日号

一つの銀行からしか融資を受けない一行取引の企業は、他の銀行の融資金利
の相場が分からないことから金利は高くなりがちですが、一行取引でなく
ても、融資量が一番多いメイン銀行の融資シェアが圧倒的である企業も、
金利感覚は鈍くなりがちです。

融資シェアとは、企業が銀行から受けている融資において、それぞれの銀行
からどれだけの金額の融資を受けているのか、を言います。

例えばある企業の融資取引は、次のとおりだとします。

A銀行  1億2000万円
B銀行   5000万円
C信用金庫 3000万円

3つの銀行の融資を足して融資総額は2億円ですから、A銀行の融資シェア
は60%、B銀行は25%、C信用金庫は15%となります。

このように、融資を受けている銀行の融資シェアは、銀行の方で3ヶ月に
1回程度、チェックしています。そうすると銀行では、融資のバランスが
分かり、バランスが崩れると、銀行としては何があったのか調べるものです。
この例では、A銀行の融資シェアは60%と圧倒的です。この場合、A銀行と
長年取引していて融資シェアが圧倒的になっているのならば、金利について
企業があまり注意を払っていないことが多いです。

なぜなら企業とA銀行との長年の取引によってお互いの信頼関係が築かれて
いることから、金利については二の次となっているからです。

経営者も、A銀行との長年の取引、そして多くの融資を出してもらっている
ことから、今さら金利のことを細かく言えなくなっているのでしょう。

しかし、圧倒的メイン銀行の金利が高いと、次の問題が起こります。

1.融資量が多いため、金利の高さがそのまま、企業の支払利息の多さに
なってしまう。

2.メイン銀行が金利が高止まりしている中で、2番手以下の銀行は金利を
低くする意欲が起こりにくい。

もしあなたの会社に圧倒的なメイン銀行があり、その銀行と金利のことを
今まで深く話したことがなかったら、金利引下げ交渉を行ってください。

今さらの金利引下げ交渉の名目

しかし経営者としては、今までメイン銀行と金利引下げについて話したこと
がない中、今さら金利のことを言いにくいかもしれません。

この場合、使うと良い方法は、経営計画書です。

経営計画書を銀行に出したことがない企業はもちろん、銀行には出している
企業でも、その経営計画書に金利の削減計画を明記したことがない企業は
多いのではないでしょうか。

経営計画書には、事業をどう展開していくかはもちろん、経費計画も入れる
ことができます。

その中で、利益目標の達成のために経費削減目標を入れ、そこに支払利息の
削減計画も入れるのです。

その経営計画書を銀行に提出し、金利引下げ交渉を行うきっかけとすること
ができます。

銀行としても、経営計画書を提出する企業への評価は高く、金利の引下げに
よる支払利息削減計画は受け入れやすくなります。

2番手以下の銀行の融資シェアを高める

また圧倒的メイン銀行の金利を引下げさせるには、2番手以下の銀行から
融資を受ける機会を多くして、メイン銀行へ刺激を与えていく、という方法
があります。

銀行は定期的に融資シェアをチェックし、自分の銀行がその企業に対して
どれだけの融資シェアであるか、常に気にしているものです。

メイン銀行は、融資シェアが小さくなってきたら、自ら気づくものです。
そしてメイン銀行が

「うちの銀行からも、もっと融資を受けてくださいよ。」

と言ってきた場合、

「おたくから融資は受けていきたいけど、他の銀行も金利をがんばって
くれているからね。」

と言うことにより、メイン銀行は金利を低くしなければ、自分の銀行の融資
シェアは小さくなっていってしまうと危機意識が起きます。そして次の融資
では低い金利を提案したり、場合によっては既存の融資の金利を引下げて
くれることもあるでしょう。

企業それぞれ、どこの銀行からいくら融資を受けているか、創業以来の銀行
取引の流れが現在の融資シェアに反映されています。

メイン銀行と長年の取引によって信頼関係を築いている企業であれば、
メイン銀行からの融資シェアが圧倒的となりやすく、また金利は二の次と
なり高い金利のままであることが多いものです。

このような企業は、多くの利息を銀行に支払っていることになります。
あなたの会社がそのような状態に陥っていないか、調べてみてください。

銀行とのつきあい方

ご登録いただいた方には最新号を配信させていただきます。

銀行員の本音が分からない、なんで融資を断られるのか分からない、そんな中小企業の経営者、財務経理の担当者など、資金調達に悩んでいる方へ、資金調達方法、銀行とのつきあい方、銀行の内部事情を、元銀行員が教えます。

メールマガジンのお申し込み

金融機関紹介実績No1
支援機関
0120-316-071
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • 円滑な廃業
  • 建設業専門利益大幅向上コンサルティングサービス N-CAP
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • 会社概要
オンラインショップ

facebook

pagetoop
事業再生、事業承継、友好的M&A 〒105-0004 東京都港区新橋1-7-11 橋善ビル4階  
TEL:03-3575-5580 FAX:03-3575-5590
  
pagetop