2015年12月1日より株式会社フィナンシャル・インスティチュートは株式会社エクステンドに社名変更しました。

株式会社エクステンド

中小企業の事業承継・事業再生の
コンサルティングならエクステンドにおまかせ

株式会社エクステンド
  • 0120-316-071
  • お問い合わせ
  • 金融機関紹介実績No1
経営革新等支援機関
コラム
  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 銀行とのつきあい方
  4. > 利害関係者のことを整理する

利害関係者のことを整理する

2016年2月1日号【銀行とのつきあい方】

 

会社の経営を誰かに譲るためには、その経営者が変わることによって、
利害関係者がどうなるか?について考えてみたいと思います。

 

利害関係者のキーは「株主」「債権者」「従業員」

 

中小企業の事業承継において、特に注意すべき利害関係者としては、

 

「株主」
「債権者」
「従業員」

 

があげられます。
以下、それぞれについてポイントを挙げてみます。

株主に対するフォロー キーワードは「株式会社への貸付金・借入金」

 

株主が経営者本人と一致していれば問題ないですが、
そうでない場合は事前に出資者たる株主へ
代表取締役辞任の申入れが必要となります。
 

一般的には中小企業の大多数は、
「株主=経営者」であることが多いことから、
あまり株主の問題が出てこないケースが多いです。

 

しかし、「雇われ経営者」の場合、長く経営に携わっていると、
会社から代表者本人への貸付金や仮払金やなどが
精算されずにずっと残るケース、
親族などへの利益供与などがあったケース、
会社が経営者の関連の第三者などへの連帯保証を
しているなどのケースでは特別背任の問題が出かねないので、
十分に注意します。

 

特に共同出資者などがいるケースで要注意です。
当初の共同オーナーには説明していても、
相続等によりオーナーが替わっている場合などで、
うまく行っていない事業に対する責任の擦り付け合いなどから
感情の悪化、やもすると訴訟、ということもありえますので、
十分に話し合いは必要です。

 

その辺りがクリアであれば、
経営者としての役員の任期は通常2年の委任契約です
ので任期切れとなる株主総会までがひとつ区切りになるでしょう。

 

「債権者」に対するフォロー。キーワードは「連帯保証」

 

銀行から借入がある場合、まず100%、代表者の連帯保証が必要となります。
通常は経営者自身が連帯保証人となる事がほとんどです。
当然に、連帯保証債務は、新しい経営者に引き継ぎされるのが筋ですが、
新しい経営者に財産上のバックボーンがない場合、
経営を退いても、引続き連帯保証を続けてもらうよう
銀行から要求があるケースもあります。

 

特に、「会長」や「相談役」など肩書きが残った場合なら
実態として金融機関は連帯保証をはずさないケースも散見されます。
(新しい社長さんに連帯保証に加わってもらうだけ)

 

話の趣旨としては、
「新しい経営者が旧経営者と同等の資力」を有していること
を証明できれば、金融機関が旧経営者の連帯保証を
はずしてくれる可能性は上がります。 

 

これは連帯保証がある銀行それぞれに対して交渉が必要となります。
面倒ですね。(笑)

 

余談ですが平成25年12月に「経営者保証ガイドライン」の制定があり、
平成26年2月より施行となりましたが、
個人と法人の同一性・関連性が高い場合は、
今までと同様に連帯保証を銀行が求めてくる状況は変わっておりません。

 

  • 個人と法人の関係がキレイに分かれていること(公私混同してません)
  • 財務安全性の確保(自己資本比率30%目安)
  • 返済余力 (利益・キャッシュフローでてる)
  • 適時性のある報告 (こまめな状況開示)
  • 物的担保 (不動産担保など)

 

上記5要件があれば、銀行に融資の連帯保証人を
つけない検討をしなさい。という趣旨です。
参考url(全銀協「経営者保証ガイドライン」)

「従業員」に対するフォロー ポイントは「相手の気持ちに立って」

 

従業員の立場としては、経営者の変更にはいろいろな心配がでてきます。

  • 自分の立場が守られるのか?
  • 自分の生活が守られるのか?
  • 自分のやりたいことがまもられるのか?

 

従業員さん、スタッフさんの動揺が大きいと、
引続き力を発揮して残って欲しい優秀な人が
会社を去るケースが出てきます。

 

告知は全体への説明会や文章、
メールなどの告知で済ますケースが多いですが、
実務的に私個人の経験で有効だったものは
社員さんの個別面談でした。

 

従業員数がすくなければ、トップが直接行うとよいでしょう。
人数が多ければ、所属長等による面談などで
個別の説明と疑問点などのヒアリングを行う
ことが一番有効な手立てであると思います。

 

いままで表にされなかった問題など(残業代未払いや労働問題など)が
出てくることもあるので、気を引き締めて行ってください。(笑)

 

執筆:嶽洋次郎

銀行とのつきあい方

ご登録いただいた方には最新号を配信させていただきます。

銀行員の本音が分からない、なんで融資を断られるのか分からない、そんな中小企業の経営者、財務経理の担当者など、資金調達に悩んでいる方へ、資金調達方法、銀行とのつきあい方、銀行の内部事情を、元銀行員が教えます。

メールマガジンのお申し込み

金融機関紹介実績No1
支援機関
0120-316-071
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • 円滑な廃業
  • 建設業専門利益大幅向上コンサルティングサービス N-CAP
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • 会社概要
オンラインショップ

facebook

pagetoop
事業再生、事業承継、友好的M&A 〒105-0004 東京都港区新橋1-7-11 橋善ビル4階  
TEL:03-3575-5580 FAX:03-3575-5590
  
pagetop