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廃業を考える No.1

2016年3月1日号「銀行とのつきあい方」

 

今回は「廃業を考える」というテーマでお話をさせて頂きます。
このテーマは2回に渡ってお話いたします。

 

廃業というと、一般的にネガティブなイメージですが、
ひとつのことを終わらせることは、次の何かを始めるための
スタートでもあります。本当に廃業せざるを得ないのか?
を冷静に考えることが必要です。

財務的な見地での”廃業”基準

 

ご商売において利益を出すことが出来ない。
また、その見込みが今後立たない。ならば、冷たいようですが、
単純にその事業については、あきらめる必要が出てきます。

 

しかしながら、あきらめるに至るまで、
全力で手を尽くしたかどうか?と自問自答したとき、
「まだやれる!まだ手がある!」
と方法論を棚上げし、情熱に再点火して、気力だけで、
限界まで頑張る経営者の方も多いものです。

 

私自身、事業再生の仕事をさせていただいている立場として、
現状の事業環境が厳しくても、第一に、

 

「たとえ千円でも利益を出すことができて、現金が増えるか、もしくは借金が減る。」

 

という財務状況を作り出せるのであれば、
全力を振り絞って事業を立て直していただきたいと思いますが、

 

  • どうやったって不利な外部環境
  • 取引上の信用や信頼へのダメージ
  • 組織や人員体制での物理的な制限
  • 致命的に対応できない資金繰り

 

がある場合は、「冷静な判断」で「可能な改善状況」を
イメージできるか、考えて頂きたいのです。
なにも破産を考えてください。といっているのではありません。
目線を変えて、

 

出来ることと出来ないことと、自分が何をしたいか、できるのか?

 

を考えてもらいたいのです。

 

もし、経営者であるあなたが、冷静に考えて、

 

「今の事業がどうやっても、赤字から脱出できず、キャッシュも減るばかりでしかない。」

 

としか思えないのであれば、廃業についてちゃんと考える必要があります。

 

“再生”と”廃業”

 

ご商売がうまくいっていない。廃業しか手がないか?と
感じているのであれば、是非やっていただきたいことがあります。

 

リラックスできる場所で、

 

「自分ひとりでゼロからやり直せないか?」

 

を、一人でゆっくり時間をとって、よーく考えて欲しいのです。
人と話すと話がそれたり、浮ついたりするので、
一人きりで考えて欲しいのです。
人にもよりますが、あまり静かなところだと集中できない人は
できれば適度なざわつきがあるような場所がよいでしょう。

 

で、ここで私から申し上げたいことは、

 

「ゼロからやり直せるか?と考えるときに、失うものばかりに怖がらないで下さい。」

 

「身軽になって得られるものは何か?」
 

「失うものや失う事の傷みは本当に痛いのか?」

 

を冷静に考えてもらいたいのです。

 

考えても見てください、独立したとき、商売を始められたとき、
資産やお金に恵まれてましたか?

 

人生生きている限り、
イチからやりなおすことは何回でも出来るのです。いろいろ、
そのような状況を見させていただいている立場として
言わせてもらうならば、はっきり言って、必要なものは

 

「冷静な頭と勇気と覚悟のみ」です。

 

飲食店を経営している方、店舗がなくて屋台であっても、
掛け仕入が出来なくて現金商売であっても、商売を続けている方がいます。
建設業を営む方、立派な事務所がなくて借地でも、重機を持ってなくて
レンタルしかできなくても、仕事を請け続けている方がいます。

 

方法はひとつでないのです。
大きなお金が動くビジネスも、小さなお金でのビジネスも、立派な商売です。
自分が得意なことで、商売が出来てキャッシュを手に握れるのであれば、
小さいビジネスであっても事業再生はできるのです。

 

妄想でもいいので、前向きなやり方を考えてみませんか?

 

“廃業”せざるを得ない。と思ったら

 

廃業は、再スタートという認識を持ってください。
廃業したあと、何をもって再起するか?をよく考えてください。

 

違う形でビジネスをするのか、会社員として就職するのか、
それとも違った道に入りなおすのか、

 

会社や事業は再生できなくても、人生は続きます。
そのために、次の2点は意識して欲しいのです。

 

① 廃業後、どうやって生きていくか?

 

再起するために、最低限の生きるためのお金を確保できていますか?
また、年金や保険返戻金など、見落としていたものはありませんか?
生きていくプランを冷静に考えて頂きたいのです。
勢いで「やーめた!」はダメです。(笑)
あと、資金繰りが厳しいときにありがちですが、
今日の、明日のご飯を食べられないようになるまで
資金を喪失してはいけません。逆に迷惑を掛けてしまう形になります。

 

② 廃業で迷惑を掛けてはいけない人は誰か?

 

再起するためのプランがあれば、その中で協力してもらえる人には
迷惑をなるべく掛けないよう手はずを考えましょう。
迷惑を掛けるとしても、最低限で済むよう、そして、
迷惑を掛けたことについては素直にお詫びをすることです。
あと忘れてはいけないのは、
家族や近しい人たちへの迷惑は最小限に抑えねばなりません。

 

そして、貴方を助けてくれる人はいますか?
貴方が持つ何かの能力を世に提供するための手助けを
してもらえる人はいますか?
助けを求めることは一時的に恥ずかしい気持ちかもしれませんが、
恩は返せばよいのです。恩の返し方はお金だけではないはずです。

 

今回はここまでです。
次回は具体的な廃業の手順について説明します。

 

執筆:嶽洋次郎

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