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質を落とさない経費削減の極意

損益分岐を越えても、利益は生まれない?

損益分岐分析から、
「後いくら、売上が増えれば黒字転化する」ことを見出し
社内にも、時には銀行にも必要な売上を宣言して

 

なんとか実際にその売上にたどり着いても、
後で集計してみれば赤字のまま。

 

改めて損益分岐を取り直して、再度上方に
売上目標を設定して…

 

これを繰り返す企業は、残念ながらたくさんあります。
残念ながら、損益分岐の分析から、利益が出せる企業は
限られているのです。

 

売上は、「作業量」

 

中小企業にとって、損益分岐が思うようにいかない原因は

 

管理キャパシティの限界
⇒新規受注分の原価・経費などの管理が、既存分と合わせて
 キャパシティオーバーとなり遅滞化することで粗利率減少、
 想定売上では黒字化に届かなくなる

 

売上を上げる、が先に立っての単価、粗利益率減
⇒売上目標が先行しすぎることで、受注に対するダンピング
 が発生、粗利率が減少する

 

の二点が挙げられます。
簡単な話のように思われますが、特に前者は経営者側が
気付いていそうで気付いていないことが大半で
なかなか「売上を上げれば全て解決するわけではない」
と割り切ることは難しいもの。しかし、

 

売上が増える = 会社の作業量が増える
利益が増えない= 事業の価値が上がらない

 

では、頑張り損というもの。
売上が増えたら、合わせて利益も増えないと
銀行に言い訳しにくいのはまだしも、
会社全体の頑張りに対して残るものがない、
という意味でもったいない話です。

 

そうなると、売上を上げていく一方で、事業を行っていく
ための経費をコントロールし、
売上が増えても経費は削減できる、最低でも増えない、
つまるところは
事業経費の見直し・削減・コントロールが必要になるものです。

 

コントロール、できてらっしゃいますか?
できている企業の場合、概ね売上が1億上がれば
利益がいくら残るのか、という問いの答えが、現実の
会計数値と同じくらいになっています。

 

利益が思うような金額になっていないのなら
経費が変動費なのか・固定費なのか、という損益分岐でも
使われる分析だけではなく、

 

過剰なのか、逆に過少(コスト出しすれば売上も上がるのに
出していない)なのか
事業の仕組みそのものを変えてしまうことが必要なのか、
単に「もっと減らせるか」だけではない
売上・利益を十分に確保するための削減・コントロールを
行わなくてはなりません。

◆事業・業務の仕組みから始める経費の削減

 

ひたすら一円でも下げようと見直しを続けるというのは
限界があります。何より疲れます。
やろうとするもの、やってきたものを止めることに
なるので、精神的に楽ではないのですから。

 

見直し自体は必要ですが、事業の品質やサービス水準を
落とすことなくできるコストダウンは、
営業や業務の仕組み化・見える化などにも
取り組まなくてはなりません。
また、これまでの習慣を一度取り払い、
これから必要なものだけをゼロから組み合わせていく
工程が必要です。
それらの取組みには、経験あるコンサルタント等専門家が
お手伝いさせていただくのが、よいでしょうか。

 

先だって、「(親族内承継)事業承継相談会」の相談員として
ご活躍いただいた、一般社団法人中小企業事業承継支援協会の
理事・事務局長である畑田正徳氏に、今度はセミナー講師として
ご登壇いただき、

 

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にてご確認いただき、
「思うように経費が落ちない」
「落とせる経費がもう見当たらない」
という方には是非お申込いただけたら幸いです。

 

執筆:今野 洋之

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