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個人の破産件数が増加の傾向

2017年7月14日号 「銀行とのつきあい方」

会社で銀行からお金を借りにくいから、と個人でお金を借りて、会社に充ててはいないでしょうか?

小規模事業の経営者には特に陥りやすい問題ですが、どうしても避けられないものだとしても繊細にコントロールされていないと危険なものです。既に社会問題化しつつあります、心当たりのある方はお気をつけ下さい。

個人の破産件数が増加の傾向

 

企業の倒産件数は2010年以降、毎年減少を続けており昨年(2016年)については9000件を割りこんだ(ただし、負債総額1000万円以上のもの)、とされています。

 

だから、景気は回復しているのかというと、切り口によって全く別の話になってしまうのですが、見過ごせない指標が発表されています。

 

「2016年の個人の自己破産の申請件数は、前年比から1.3%増加の65000件程であり、対前年比で増加となったのは13年ぶり」

 

長らく低下傾向にあった、個人の自己破産件数は増加したのです。

 

総量規制は、「銀行のカードローンは対象外」

 

2006年、消費者金融からの借入れを返済できない個人の自己破産が社会問題となって総量規制が導入されました。利用者の年収の三分の一までしか借りることができない、と規定される総量規制によって過剰融資が減少し自己破産は減少してきたのですが…。

 

総量規制の対象が「貸金業者」、おおむねノンバンクからの借入のことを指し、銀行のカードローンや個人向け融資については対象外であることが、状況を変えてしまっています。

 

2000年代前半、最大で17兆円以上といわれたノンバンクの融資残高が2015年には5兆を割りこんだ一方、銀行のカードローン残高は5兆4000億円に到達(5年間で1.6倍ほどの伸び)、ノンバンクの残高を既に超えているのです。

 

銀行は、個人に対する小口融資は増やしているのです。
理由は、察するに…

 

・小口だが、金利が法人向けよりも高いので収益化しやすい
・小口分散取引にすれば、全体のリスクはコントロールできる
・ノンバンクが総量規制で貸せない顧客でも、貸すことができる
・銀行側の管理コストは、個別対応する担当者が要らないだけに手間がかからない

 

といった辺りでしょうか。

 

ゆうちょ銀行の個人向け融資参入で、さらに混沌とする?

 

個人破産の増加という現実を前に、近日見直しが入ることになるでしょうけれども、ゆうちょ銀行の個人向け融資参入も認可されたことで、個人向け融資はさらに競争が激化することになります。

 

しかし、事業向けの資金調達として考えると、金利が利益を食い潰すことが非常に多く、借りられればそれでいい、とは言えないことが大半です。

 

なにより、法人での借金を返すために個人で借りる、というのはそもそもナンセンスです。借り易いことと、借りていいことは別々のものとしてお考えいただければと思います。

執筆:今野 洋之

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