コラム

  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > メルマガ読者とのQ&A
  4. > リースはリスケジュールできるか?

リースはリスケジュールできるか?

メルマガ読者とのQ&A

弊社、無料メールマガジン「銀行とのつきあい方」にご登録いただき方の特典として、経営に関するご質問を受付ております。メールマガジン希望の方はページ下部のバナー「銀行とのつきあい方」からご登録ください。

【質問】

こちらのメルマガを参考にさせていただきながら、すでに金融機関へのリスケをして、現在経営の自主再建に奮闘しています。

 

さらに削減できるものや、調整できるものがないか日々見直しているところです。そこでお尋ねしたいのですが、OA機器などのリース料などもリスケジュールすることは可能でしょうか?

 

また、その場合のデメリット、注意点などありましたらアドバイスいただけると幸いです。よろしくお願いします。(E様)

【回答】

リース会社は、支払えなくなったらリース物件を回収できるので、リスケジュールという概念を持っていません。しかし、リスケジュールできる可能性がないこともありません。ポイントは、2つ。

 

1つ目のポイントは、リース会社1社あたりのリース料総額です。

 

それが3,000万円、4,000万円ぐらいにまでなってこれば、交渉に応じてくれる可能性が高まります。

 

2つ目のポイントは、モノが中古市場でどう価格付けされているか、です。

 

リース物件は、市場価値が下がって、リース残高を全て回収できないケースが多いです。その場合、リスケジュールに応じてできるだけ回収しようとする場合があります。

 

このケースでも、売却して残高を一括請求されることもあります。逆に中古市場で流動性の高い商品であれば、リース残高よりも高く売れるので、引き上げて売却しようとします。このように、リース会社のリスケは、中古市場の動向に大きく左右されます。

 

またリース会社が、何系かにもよります。例えば、リース会社の親会社が、リース物件の製造元のメーカーである場合、そのモノを引きあげて自分たちで転売することが多いです。次に、独立系のリース会社。ここもリスケジュールは困難で、交渉に乗ろうとしないことが多いです。

 

一方、銀行系のリース会社は穏健なところが多いです。親会社である銀行がリスケジュールに応じてくれたら、それに合わせて子会社であるリース会社の方もすんなり承諾してくれる場合が多いです。

新商品のご案内

月額9,900円サブスクコンサル
ダイトリ」5大サービス

①すぐに使える経営知識・情報動画の視聴
②経営コンサルタントによる相談サポート
③人気セミナー含むセミナー無料招待
④教材・マニュアルがいつでも40%OFF
⑤社長の専門学校も利用可能

→ 詳細・ご購入はこちら
金融機関紹介実績No1
支援機関
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • オンラインショップ
  • 会社概要

一人で悩む経営者へ
後悔しない決断を一緒に見つけましょう