融資の返答をせかしてはいけない
融資の返答をせかしてはいけない
あなたの会社が融資の申込をしてから、銀行が返答をするまで、時間がかかることがあります。
融資の金額が大きい場合、期間が長い場合、新規の取引の場合等、銀行の審査は厳しくなり、そのため審査の期間が長期化してしまいます。
そういった場合、融資申込をした会社側としては、銀行から早く返答がほしいという気持ちになることが多いでしょう。早く銀行が結論を出してくれないと、資金繰りが確定できず、不安がつのってしまうからです。
しかし、だからといって銀行の担当者に、審査がどうなっているかをしつこく聞いてはいけません。
なぜかと言うと、あせる気持ちが銀行に伝わってしまい、銀行としては、この会社に融資をするのは危ないのではないかと勘繰ってしまうからです。
まず、融資申込をしたら、いつまでに返答をくれるか、銀行に聞いてみましょう。返答の期限を決めてしまうのです。そうすると、几帳面な性格の人が多い銀行員は、その期日を守り、返答をするようになります。
もし、期日に銀行が返答をしてこなかったら、その時銀行の担当者にはじめて問い合わせをすると良いです。
融資は、追いかければ追いかけるほど逃げてしまうことを覚えておいて下さい。