メール
一般企業では、連絡事項をメールでやりとりすることは多く行われていますが、銀行では、メールで顧客と連絡を取り合うということは、一部の銀行を除いてほとんど行われていません。
今どきメールぐらいで最先端もないと思いますが、銀行というところは保守的で、新しいものを取り入れたがらない傾向にあります。インターネットもそうですし、メールもそうです。
私のいた銀行では、支店長・次長のパソコンでしかインターネットが見られず、新規見込み客のホームページをチェックしたり、土地の相場を調べたりするためにインターネットを使いたくても、次長の許可を得て、次長の机で見るしかありませんでした。
また、外部とメールでのやりとりを行うこともできませんでした。取引先からいろいろな書類の提出を受けたくとも、メールが使えないのでFAX・郵送などの手段を使ってもらっていました。
セキュリティ対策などいろいろな理由はあると思いますが、銀行というところは、このように、古い体質のあるところです。