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再生できる企業、再生できない企業の見分け方とは?

私が、資金繰りが厳しい中小企業経営者からご相談を受けていて、よくある質問が、「はたして私の会社、再生できるものでしょうか?」です。私が、再生できる企業、再生できない企業の判断基準をどこに置いているかというと、本業の事業自体で利益が出るかどうか、せめてトントンかどうか、です。

 

企業において、現金預金が外に出ていく原因は、大きく分けて次の2つです。

 

1.融資の返済
2.事業の赤字

 

融資の返済を行うと、必ず現金預金が外に出ていきます。一方、本業の事業自体は、黒字の企業もあれば、赤字の企業もあります。黒字の企業であれば、現金預金は外に出ていきません。

 

一方、赤字の企業であれば、現金預金は外に出ていってしまいます。事業がトントンもしくは黒字の企業であれば、事業で稼ぐ利益以上の融資返済があれば、現金預金は毎月、減少していくことになります。その場合、定期的に銀行から融資を受けて、現金預金の量を回復させなければなりません。

 

しかし業況の悪化などで銀行から融資が受けられない企業では、資金繰りはまわならないことになります。その場合、とるべき手段は銀行と交渉して融資の返済を毎月0円近くに抑えること、いわゆるリスケジュールを行う必要があります。

 

そして、融資の返済が0円近くになった企業は、融資の返済で現金預金が外に出ていくことはなくなります。しかし、現金預金が外に出ていく原因のもう一つ、事業の方はどうでしょうか。事業がトントンもしくは黒字で、融資の返済が0円近くであれば、基本的に毎月現金預金が減少し続けていくことはなくなり、銀行から新たな融資を受けなくても資金繰りがまわることになります。

 

資金繰りがまわらない状態から、まわる状態への転換です。これは何より、経営者の心に余裕を持たせることになります。こうなれば、心に余裕を持つことができた経営者は経営改善に力を入れていくことができるでしょう。

 

一方、事業が赤字の企業。リスケジュールを行うことによって融資の返済で現金預金が外に出ていかなくなっても、事業の赤字で現金預金が外に出ていってしまえば、毎月、現金預金が減少していくことになります。

 

事業を見直し、黒字化、せめてトントンの状態にまでしなければなりません。

 

こう考えると、再生できる企業、再生できない企業の見分けかたは、現状、事業が黒字もしくはトントンであるかどうか、ということになります。また現状、事業が赤字でも、改善努力によって事業がせめてトントンまでもっていけるのであれば、そのような企業も再生できる会社、ということになります。

 

ここで気がつくのは、受けている融資の金額が大きいとか、融資の返済ができないとか、そういうことは、再生できる企業かどうかの判断基準には関係ない、ということです。あくまで、事業が黒字もしくはトントンか。現状赤字であれば、改善努力によって事業がトントンまでもっていけるかどうか、です。

 

事業が赤字であり、どうがんばってもトントンまで持っていけない事業であれば、その事業を継続する意味があるのかどうか、ということから問われます。事業がトントンにできない企業は、ほとんどないでしょう。そう考えると、ほとんどの企業は、再生が十分可能、と言うことができます。

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