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忠誠心

新聞で、日本人の会社への忠誠心が世界平均よりも低いという記事
を読みました。なぜ、そのような状態になったのかと、素朴に感じます。
私が思うに、組織と個人の繋がり方が変わった、希薄になった。
会社での決めごとに、社員が腑に落ちていないと読み取りました。

私 :「社長、来期の経営方針は、決まりましたか。」
社長:「来期は、これまでにない挑戦をしようと思う。」
私 :「と言いますと。」
社長:「方針のひとつとして、顧客ターゲットを広げようと思う。」
私 :「それでは、営業マンの開拓先が変わることになりますね。」
社長:「その通りだ。」

会社目標で一番大切なことは、目標が決まった後に、その目標が達成できるか
出来ないかを改めて個々で検討することではなく、その目標は達成できる、
達成したいと強く信じることである。
そうでなければ、決まった目標は他人事になっている。

悪いパターンは、経営層のみで現実味のない大きな目標を掲げ、それを
トップダウンで社員へ指示だけおろしたものである。
この場合、いくら目標だと言われても、社員は、これは本当に達成可能なのか、
他に目標とすることがあるのではないか、と経営層が決めた目標に対して
疑念を持ち、頭の中で検討を始める。

当然、この状況では社員は決まった目標に邁進せず、聞き流す程度である。
その結果、後日達成度合いを振り返った時、目標は全く達成されておらず、
経営層も社員も目標を掲げること自体が意味の無いだと思ってしまう。

しかし、この場合、目標を掲げることが悪いのではない。そもそも目標だと
思っていないことが悪いのである。

多くの社員は、会社目標と日々の自分の業務目標は分けて考えている。
この度の例では、現在の顧客層に100%の力を注いでいるので、別の顧客層を
開拓するのは不可能であると言うだろう。

また、これまでの顧客層をお座成りにするのかという反論もありそうである。
その真意は、自分の営業スタイルを壊されたくない気持ちが優先し、会社の
経営方針に順応したくないのである。

また、なぜ、そうするのかという考えにも及ばないであろう。
本来は、会社目標を達成するための個人の日々の活動である。
まさに、決まった目標が他人事になる典型である。

それでは、どうすれば達成したい目標だと社員が思えるのか。それは、企業
活動の意義を社員一人ひとりがしっかりと考え、何のために自分がここで
仕事をしているかという目的を明確にすることである。

また、目標は与えられるとやらされ感が出てしまうので、社員にも目標設定に
参加をしてもらい、自分が決めたという気持ちを持ってもらうことも
大切である。

会社への忠誠心を強く持つまでいかなくても、一体感を持ち共に前進したい。

執筆:野上智之

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