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目に見える状態に置き直す

どこの企業でも社長と社員の意識には、隔たりがあり、決して一致することは
ありません。しかし、その隔たりを少しでも近づけることが、経営者の仕事の
ひとつではないでしょうか。積極的に社員を掴みに行ってください。

私 :「社長、先週の社員面談はいかがでしたか。」
社長:「問題だらけだよ。」
私 :「どんなことがあったのですか。」
社長:「結局、日々言っていることが全く守られていない。」
私 :「どうしたら改善できますかね。」
社長:「性格を変えないと無理だな。」

多くの社長が社員に対する不満は、考え方の隔たりだと言う。この考え方の
隔たりには、色々な場面がある。

数字に対する考え方、仕事の責任に対する考え方、報告連絡相談に対する
考え方、指示に対する考え方、発言に対する考え方などである。

具体的には、取引先の言うことばかりを聞いて、当社に利益が残らない。
約束したことを平気で破り、何も悪いと思っていない。
勝手な自己判断で、会社に不利益なことを決めている。
言われたこと以上のことは、全く取り組もうとしない。
会議で意見を求めても何も言わず、陰でこそこそと悪口を言う。
などである。

このようなことが日常的におこっている会社は、儲かっていない。
だからこそ、社長はより不満に思うのである。そして、この状態の改善策を
社長に質問をすると、その社員の性格が変わらないと無理だと言われる。
まさにその通りであるが、なかなか人の性格を変えることは難しく、できて
いない社員にそのように求めても結局何も変わらない。

目に見えないその人の考え方や性格を指導するには、その人の考え方や性格
が変わった時に望まれる行動を管理する。
つまり、目に見える状態に置き直すのである。

例えば、取引先の言うことばかりを聞いて、当社に利益が残らない場合、
利益を残そうでは管理がしにくい。その社員が、取引先担当者の言葉を
断る勇気が持てないから言いなりになっているなら、
その改善は「それは無理です」という言葉を、ロールプレーイングで抵抗なく
発言できるまで、何回も繰り返すことである。

野球に例えるなら、日々の素振りを何回もするから、試合で自然とバットが
出るのと同じである。

そして、日々管理することは、ロールプレーイングで「それは無理です」
という言葉を抵抗なく何回言えたかである。

これは一つの例であるが、目に見えないものを管理するには、目に見えるもの
に置き直す。これにより、効果が測定でき、管理が可能となる。
是非とも実践して頂きたい。

執筆:野上智之

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