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金融検査マニュアルの罠

最近、流行の銀行の格付け!私からすると素人はプロから手ほどきを受けてから、銀行の格付けの話をした方がいいとうことを皆さん知っていましたか?

 

私は法人生保の財務ナレッジを6社の生命保険会社で取組んでいますが、最近はやりの節税系の商品販売のスキームついては、お恥ずかしい話ですがど素人です。知らないことはプロから聞きますし、自分の領域以外の部分はそのプロに任せた方が安心でしょうというのが私の考えです。

 

話を戻すと、たかが銀行の格付け、されど銀行の格付け。たかが金融検査マニュアル、されど金融検査マニュアル。

 

私が言いたいのは銀行勤務経験があり、自己査定(銀行の格付けを銀行では自己査定と言います)の実務を取組んできた方や経営コンサルで銀行業務に関連している以外の方は金融検査マニュアルと実際の自己査定の実務における乖離を理解して取り組んだ方が自己利益を守れると思います。

 

あくまでも金融検査マニュアルはマニュアルでしかありません。つまり、金融検査マニュアルに従って、すべての銀行が横並びで格付けをしているのであれば、そもそも金融機関によって格付けの差は出ないと思います。

 

よくある例ですが、メガバンクが破綻懸念先で地方銀行が要注意先で、信用金庫が正常先という事例があります。これが実際の自己査定と言われている銀行の格付けです。

 

そこで勉強家の皆さんがお客様のお役に立ちたいと考え、自己査定のことを伝えた時に、注意しなければならないことがあるのです。それはどこの金融機関とお付き合いをして、その銀行がどこの部類に属しているのか?(メガバンク・第一地方銀行・第二地方銀行・信用金庫・信用組合なのか?)その金融機関の預金残高・融資残高・自己資本比率・不良債権比率がどのようになっているのか?その金融機関の経営計画が何を伝えているのかを吟味しながら、自己査定の方向性をイメージして考えれば、9割以上の確率で格付けがあたるようになります。

 

しかしながらSNSで自己査定を検索すると金融検査マニュアルが大切だと言っている元銀行員や会計事務所が殆どで残念でなりません。

 

私は9月に銀行系の本を出版する予定ですが、この6冊目の本で自己査定のことも触れているので、新刊が発売された時には、是非、御購入の程よろしくお願い致します。

 

もう一度お伝えしますが、自己査定の金融検査マニュアルは基本的な考え方であり、各金融機関の独自マニュアルがあり、この独自マニュアルを外に出ることを銀行員は原則しません。

 

私がよくいうことでもありますが、プロから本当の知識を身に付けて実行をしていけば、成果は間違いなくあがることでしょう。私は今後、本当の自己査定を理解して法人保険を真剣に取り組みたいと考えている方や自分の会社を改善していきたいと考えている中小企業経営者に自己査定の情報を惜しみもなくアウトプットしていきます。

 

自己査定を制するモノは、銀行を制する。銀行を制するモノは、中小企業を制すると言っても過言ではありません。

 

最後に、何で生保パーソンが銀行の格付けを知らなければならないのかについてお伝えします。法人生保のお預かりをする際には、少なくても直近の決算書をお預かりしていると思いますが、みなさんはそのお預かりした決算書の活用方法をしていないと私は感じています。

 

生命保険会社の都合で生命保険の加入金額を精査したり、会社の内規で赤字企業は継続リスクがあると言う理由で決算書のお預かりをさせている会社もあると聞いています。

 

もちろん上記の理由で決算書のお預かりをすることが悪いとはいませんが、決算書には会社の情報が詰まっていますし、中小企業の社長は銀行の格付けについて気にしていないようで、銀行融資に関連させて銀行の格付けをすると興味津々となります。

 

ですから直近の決算書1期分だけでも構わないので、決算書をお預かりしたのであれば、銀行の格付けと簡単な格付けアップ方法についてお伝えすることが出来るようになるのであれば、お客様のお役に立てるようになるのかもしれません。

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