人材育成
『人材育成』はどの企業様も試行錯誤され努力をされていると思います。
特に中小企業様は、社長が牽引されるケースが多く、指導はしているけど
人材が育たないといった話をよく聞きます。
社長は永久的に企業活動が行えるわけではなく、次代に経営を引き継ぎ
永久的に企業を繁栄させる義務があります。
今回は『人材育成』~チームワーク~についてお話をさせて頂きます。
次代に必要とされているのは「個人」ではなく「チーム」で
仕事をするということです。
チームの成果を最大化するためには、ひとりひとりが自分の役割の中で
スキルを発揮し、リーダーシップを持ってチームを引っ張っていく必要
があります。協調性という便利な言葉がありますが仲良し集団になって
いるケースが多く見られます。できない理由を他人依存し自分達の問題
として考えない状態です。
各人のスキルアップを行わず、チームとして歩む姿勢が欠乏している
チームは成果を得られません。
必要なのは「チーム」という視点で新しい成果の生み出し方を再考する
ことです。
絆やつながりを超えた「新しいチームワーク」が必要となります。
チームとは、何かの目標に向かって進む集団です。
チームが成果を上げるためには
【1】戦略の必要性
チームとして達成すべき目標が明確で、その道筋や手順が明瞭である
【2】人材
優れた戦略だけではなく、それらを実現できる人材が必要である
【3】チームワーク
戦略と人材がうまく機能することで、成果が生まれます
チームワークとは、メンバー間でコミュニケーションをとったり、
互いに助け合ったりする活動です
スキルは各個人により違いがあります。
チームをつくることで各人のスキルアップにもつながりますし強固な
チームワークも築けます。
テーマを決めチームをつくり進めていくことで各個人の新たな面も見え
てきます。
積み重ねがスキルアップ→強固な組織集団となります。
自社の現状を再認識し、強固な集団形成を行っていただくことヒントに
なれば幸いです。
執筆:小林憲司