終わりなき探求精神
今回は、日頃 皆様が手にされているペットボトルについてお話を
させて頂きます。
ご承知の通り、ペットボトル飲料が世の中に定着しており毎日のように
ご愛用されている方も多いと思います。
市場拡大もあり、各社の競争も激化しております。
ペットボトルは、名の通り本体はペット樹脂をプロ成形にて加工を
行っております。
キャップは、インジェクション成形にて製品加工を行っております。
本体の形状は軽量化、持ちやすさなどの追求を日々行っております。
同様にキャップも日々改良が行われています。
あまり目につきませんが・・・
キャップはねじ式であける時は、力が必要です。
当初はキャップに周囲は、形状はなく滑ってあかないとのお客様の
声をもとに波型、ギザギザ(凹凸)形状を採用しました。
現在は、ギザギザ(凹凸)形状が主流ですがこれでも非力な
お子様、老人は空けにくいとの声があり改良を重ね、均一な
ギザギザ(凹凸)形状ではなくランダムなギザギザ形状になって
きております。
結果、非力なお子様、老人でも用意にキャップを空けられるように
なりました。
技術には、終わりはなく、使われる方の声を聞き改良・開発を行って
行く必要があります。
成熟した社会であたりまえと思っているものでも視点を変えれば
新たなニーズを発掘できます。
自社の財産(お客様を始め、人、物、金)を見直して新たな視点で
企業活動を進めていただければ幸いです。
執筆:小林憲司