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エクステンドが見た再生企業の共通点(その2)

再生企業に、共通点はあることをお伝えしました。
本メルマガのテーマ名である「銀行」に触れることもなく
終わってしまっていますが、ご安心ください、
何も問題はございません。

 

再生企業の共通点の実行は、結果的に銀行からの
評価を上げることにも直結しています!

 

何より、自社の地力を底上げすることに
悪いことがあるはずないのですから。

 

再生企業の共通点は、経営管理の確立

 

さて、先に結論を挙げてしまうと
再生企業に共通するポイントというのは、
経営管理の確立です。より具体的には、

 

1.会社の未来像を創り出し
2.そのために必要な組織に企業を再編し
3.未来像に繋がっているか見える管理体制を構築することで
4.商品、サービスにも、社員にも、正しく価値をつけること

 

の四点の、継続的な実施です。
「中小企業には、ここまでできない」
「やってみたけど、上手くできなかった」
と、思われますか?

 

しかし、現実に出来ている企業は存在します。
再生を果たした企業は、実施できているのです。
弊社の12年・12000件の取組み上、ここは
否定できません。

 

ただし…、
出来ていないとして、それを批判したり蔑んだりする
ことも不要です。
ちょっとした誤解や順序の違いが、本当は出来るのに
流れを止めてしまっていることが多いのです。
今回と次回で、この点に簡単に触れていきます。

 

会社の未来には理念・ビジョンが必須

 

率直に言えば、営業努力がなくとも売上が上がり、
生産して通常に納入すれば利益が残る状況であれば
理念やビジョンはなくてもやってこれたのです。

 

待っていても売上が上がり
コストの増加圧力が少ないので利益は残り
資金が足りなければお金は借りられた

 

のですから。

 

が、供給過多・価格競争の中では、無理に売上を上げても
利益は赤字になりがちです。なんでも受注するのではなく
自社の利益率が高い取引を選択することが必要になります。

 

では、どのように選ぶのでしょう?
また、社長以外の社員が、社長と同じ基準で選ぶためには?
そもそも、会社は、何をするためにあるの?

 

…会社として、

 

・本当のお客さまは誰か?
・そのお客さまが求める付加価値は何か?
・自社をお客さまに何を提供企業なのか?

 

が決まっていないと、皆で同じ基準の選択ができるはずがありません。

 

「人」に焦点を当てればこそ

 

さらに、理念・ビジョンが定まっていないと、
正しいこと=評価するべきこと、を決めることもできません。

 

評価する・しないが一時的な感情や思い付きで決まる
もしくは
「決めているように、社員からは見える」
のでは、会社の一体化は望みようがないのです。

 

企業経営において、人に焦点が当たっているのは
大企業も中小企業も同じ。であれば、人をどのように
評価するべきか、がどれだけ重要なのかということです。

 

理念・ビジョンは状況によって変更してもいい

 

理念・ビジョンを規定していないのならば
じっくりと新設すればいいのですが、
元々あるものの、運用されていない企業も多いです。

 

では、理念やビジョンは変えてよいものでしょうか?

 

おいそれと変えてよいものではありません。
社長が変わったからといって、はいと変えてよいものでもありません。

 

しかし、環境や状況の変化により
「根本的な精神は同じだけれど、実現するために必要な前提や条件、手法が変わる」

ことが認められる場合は変えてもよい、ということは確認しておきましょう。
現在の身の丈に合った理念・ビジョンを決めることが再生への第一歩です。

執筆:今野洋之

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