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私募債について

メルマガ読者とのQ&A

【質問】

私募債のメリット・デメリットについての質問です。最近になってメインの地銀さんから提案がありました。金額は3,000万円でスタートです。

 

保証協会付になりますが、予備審査を経て本審査までに1,2ヶ月、金利は証書貸付のほぼ倍、担当者からは、「銀行サイドの手数料を考えた際、一番の商品のような印象」を受けました。(半年前には都銀さんからも提案がありました。)

 

銀行サイドの事情はいざ知らず、私募債導入のメリットは本業の取引上特にありません。

 

一番の危惧は「一括返済」です。

 

返済時に他行を含め、返済資金(ハネ資金)の調達がままなければ銀行の「手の上」に乗ってしまう気がします。特に昨今の経済情勢では3~5年先は全く見えません。保証協会付なので銀行はノーリスクと思いますが、セーフティネットの次は私募債という順の提案でした。

 

もちろん一気にキャッシュフローは改善しますし、その間手形割引や少額の証書貸付の返済を行い、貸し出し余力を付けておく考え方もありますが、何となく躊躇しております。

 

昨今の情勢も踏まえ、私募債の導入メリット&デメリットについてご教示下さい。(D様)

 

【回答】

私募債のメリットは、

  • 償還が一括償還もしくは6カ月ごとなどの条件のため、資金繰りが楽になる。
  • 私募債が受けられる企業は財務内容が一定の条件を満たしている企業であり、信用力のある企業という証明になる。
  • 資金調達手段の一つである社債のノウハウを得られる。

 

というところにあります。

一方、デメリットは、・償還時にまとまった金額が必要となるため、その準備をしておかなければならず、それができなければ融資での調達を考えなければならないが、その時に融資が受けられない場合はどうするかを考えなければならない。(これは通常の融資を受けた場合にも言えますが・・・)というところにあります。

 

融資の場合は、返済が困難となった場合リスケジュールという手段がありますが、社債ではそれがなく、デフォルト、つまり債務不履行ということになっていきます。

 

これらメリット・デメリットを考え、どうしても私募債を導入したいのかどうかを考えてください。

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