新しい融資制度ができたみたいだが融資を受けられる?
メルマガ読者とのQ&A
【質問】
最近、「成長基盤強化を支援するため」という融資がスタートするとのことで、この融資では借換え目的の融資も含まれているようなのですが、リスケジュールしている会社でも対象業種であれば、借換え融資は受けられるのでしょうか?
弊社では複数の借入のうち、銀行のプロパー融資分のみリスケの対象から外れています。
ただ、この分の返済負担が大きく、できれば借換えをして少しでも負担を軽くしたいと思っています。
銀行は借換えをしたとしても返済期間は、借入時から起算して最長30年だと言い、借換えに応じてくれません。今回の新しい制度に可能性はないものでしょうか?(K様)
【回答】
新聞などで、新しい融資制度の記事があると、どうしても期待してしまいがちですが、今回のような融資の制度ができても、それで、今までの融資審査が一気にゆるくなることはありません。
リスケジュールを行っている企業は、この制度の対象業種であろうと、融資は困難です。
それよりもあなたの会社は、プロパー融資のリスケジュールをすぐに行うべく、銀行と交渉すべきです。現状、新規融資を受けることが困難であったら、借換え、というよりもリスケジュールにより、返済金額を毎月0円近くにもっていくべきです。
順番が間違っています。リスケジュールを交渉してもなかなか銀行が受け入れてくれないというのであれば、一度お話をお聞きしますよ。