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リスケの利息について

メルマガ読者とのQ&A

【質問】

リスケ実施して6月で3年目になります。

 

メイン銀行:Q信用金庫に 約5,700万円

日本生活金融公庫に 約1,500万円

合計 ¥7,200万円の債務です

 

今回「日本生活金融公庫」から

 

「今後は同封の払込書にて郵便局よりお支払い手続きくださいますようお願いいたしまします。元金に優先充当させていただきますので、お支払い金額は1,000円未満の端数のないようお願いいたします。」

 

との連絡書と郵貯の払込書が同封されてきました。

 

現在個人の土地を処分中で、返済に充てる予定をしております。(利息として月額約¥21,000の支払いです)

 

日本政策金融公庫では、利息ではなく、元金に充当してくれるとのことですが、メイン銀行のQ信用金庫からは従来通り、利息として扱われていますが元金に充当してもらうように依頼できますでしょうか? Q信用金庫はM信用保証協会が2本、N信用保証協会が1本ついています。

 

現在の利息は月額
A¥32,791  B ¥14,378  C ¥17,095  D ¥15,033
合計 ¥79,297です

 

元金への充当を折衝は可能でしょうか?(H様)

<回答>

「 メイン銀行のQ信用金庫からは従来通り、 利息として扱われていますが元金に充当してもらうように 依頼できますでしょうか?」

 

ご質問の内容は、この部分に凝縮されますが、 不可能ではなく、検討に値するものと思われます。通常のリスケジュールとは また段階が変わりますので“言えばできる”というものとは、違うという認識 で頂ければと思います。

 

通常、リスケジュールをした場合には、銀行(金融庁)から見た御社の評価が 「要管理先」になるのが一般的ですが、「利息の支払い猶予や変更」を行った 場合は「破たん懸念先」という扱いになってしまい、銀行にとって必要な積立 金額が変わってしまうということが背景にあります。

 

一方的な格付け、「破たん懸念」などという企業側からみれば、かなり失礼な 単語となってしまっているため、失礼に響いてしまっていたら平にお詫びした いと思うのですが、頂いたご質問の内容からすれば、

 

  • 公庫はすでに御社を破たん懸念先と捉えており、だからこそ逆に利息の支払 い猶予も止む無しと考えている
  • では、Q信用金庫は?

 

ということになるのでしょう。

Q信用金庫には、 「公庫は返済全額の元本充当をしてくれることになった。だから、Q信用金庫 さんにも同じ対応をお願いしたい」

 

と交渉を持ちかけるのは、問題ありません。 気を付けて頂きたいのは、それをどのように伝えるのか、です。 先方にとっては、会計上の赤字を計上して「貸倒引当」を積み増ししなくては ならなくなることが想定されますので、(銀行にとって利息の支払い猶予を行 い、格付けを破たん懸念先にするということは、このようなことです)

 

「長期的に考えれば、元本充当した方が最終的な回収金額は総額では元本充当 したほうがよい」ということを、先方が認識し、了承できるかどうかがポイントになります。

 

長期的な支払計画を事前に作成し、それをもって交渉することが必要です。 交渉することは決して非常識なことではなく、返済金額の元本充当も不可能な 話ではありません。

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