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銀行への連帯保証の外し方

【質問】

当社の大株主(全体の3割、同族で5割超所有)で、
元代表取締役社長であった会長が、勇退することとなりました。

会長は元代表取締役ですから、銀行に対し連帯保証を行っています。 
本来は代表を辞任した時点で、連帯保証は次の代表取締役と
交代になるのですが、当社はリスケジュールをしており、会長が大株主で
あることから、銀行は連帯保証を外さず、新しい代表取締役ともども、
二人が連帯保証人になっています。

このたび、会長から、会長職を辞任し、会社と無関係になることから、
連帯保証人を外す交渉を銀行と行ってほしい旨の申し入れがありました。

私見としては、会長が大株主で会社への影響力が有る以上、
銀行は連帯保証を外すとは思えません。銀行は回収を重視しますし、
連帯保証人であることは、その個人と銀行との契約であり、
会社での地位・役職は無関係だからです。

しかし、会長が会社へ株を譲渡し、完全に会社への影響力を無くせば、
交渉の余地はあるものとと思料します。

銀行との交渉は上記の考えで進めればよいでしょうか?

(H様)

【回答】

銀行が連帯保証を外すのは、
 ・会社と無関係になり
 ・同等以上の別の保証人・担保を銀行が受け取れること
 の双方が前提となります。

しかし、実務上はそれを超えて保証人を外すことができる事例も
たくさんあります。
このあたりの判断は完全にルール化されているものではなく、
最終的に人間の判断で行うことです。また会社から離れる方に、
連帯保証をいつまでも付けているのは銀行の優越的地位の濫用にならないか?
という議論もあります。

銀行としては、リスケジュール中であれば、それを盾にして連帯保証を
外したくないということを言ってくるでしょうが、総合的に会社の将来の
存続性が見込まれれば見込まれる程、企業側にとって交渉は有利になりますので、
一度あなたの会社を財務分析し、将来の経営計画を作成し、
その上で銀行との交渉をはじめてはいかがでしょうか。

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