株式会社エクステンド

株式会社エクステンド
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ある人は大きな仕事を任されて、誇りを持って仕事に励んでいます。
収入も相応に得て、豊かに暮らしています。リストラの心配もしていません。
他所でも食っていける自信も持っています。

そうでない人は、この真逆です。自分の処遇への不満を愚痴でしのぐ羽目になります。

時間というのは想像以上に早く過ぎていきます。
過ぎた時間を取り戻すことはできません。

働き方改革により、時間外労働の上限が規制され、労働時間が減少します。
それに伴い、従業員は裁量できる時間が増えます。
その時間の使い方によって、能力格差はさらに広がるはずです。

なぜなら、人それぞれ、その人の過去が違うからです。
過去の違いを棚上げする方が、アンフェアです。
好む好まざるにかかわらず、ビジネスマンとしての人生は長期間続きます。
どうせなら、一生懸命努力して上手になってください。
その方が楽しいはずです。

  • 平日の夜(就業後)、余暇や飲酒だけに時間を費やして眠るだけの人に、優秀なビジネスマンはいません。
  • 週末をすべて休息のみにあてる人に、優秀なビジネスマンはいません。
  • 読書をほとんどしない人に、優秀なビジネスマンはいません。
  • 自己投資をしない人に、優秀なビジネスマンはいません。

今日から、自分を律して生きてください。
必ず 3 年後、5 年後、30 年後の自分のためになります。

常に最善を尽くして働く人と、働き方を加減する人がいます。この仕事に取り組む姿勢の差が、時間を経て実力の差になります。雲泥の差です。

人は多くの場合、自分の力を過信し、自分の力を実力以上に評価しています。これは必ずしも悪いことではありません。更に、自分に対する評価に合わせて働こうとする人がいます。
これが問題です。

この二つが相まると、自分の得ている対価に及ばない仕事で満足してしまいます。

そして、『私は自分の得ている対価以上の仕事をしている』と胸を張っています。
「対価に対して十分貢献しているのだから、これ以上は働かない」こんな考えに至ります。

仮に、現時点で成果が対価を大きく上回っていたとしても、仕事のペースを落とすのは自分にとって得ではありません。

これは、最低年俸のプロ野球選手が、自身の打率やホームランの本数を意図的に制限し、『俺は最低年俸だから、打てるホームランも見送って、一定数以上は打たない』と決意しているようなものです。

現状の年俸が最低であっても、可能であれば 30 本でも、40 本でもホームランを打てば良いはずです。また、加減していると、本当に打てなくなってしまいます。

至極当然のことですが、この理屈が理解できない人も少なくありません。

時間を公私混同してください。

継続が重要です。継続して考えるから新しいものを生み出すことができます。継続して考えるから難題を解決できます。休日に思考を完全に切ってしまう人に、大きな仕事は成し遂げられません。継続して考えられないからです。

休日には休めばいいと思っています。時間を有効に使って、体をいたわり、気分を晴らしながらでも、考えることをすべて中断してはいけません。継続が重要です。

仕事に投資してください。

必要な費用があれば、たとえ経費で認められなくても身銭を切ってください。

仕事に必要な書籍があれば、どんどん買って勉強しましょう。仕事に必要な道具があれば、出来るだけ揃えましょう。勉強になる場所があるなら、自費ででも訪れましょう。

自宅には、考え事が出来るスペースを準備しましょう。

仕事に一切私費を充てようとしない人がいます。会社のためだけにお金を使うのではないのです。自分自身の知恵の磨き込みのため、自分自身の仕事の成功のためにお金を使うのです。これが分かっていないのでしょう。仕事のために身銭を切ってください。何十倍、何百倍になって戻ってきます。

一流のマラソン選手は、42.195キロメートルを2時間強、時速20キロメートル近いスピードで2時間走り続けています。資質の問題もあるでしょうが、とんでもない努力を長期間続けてこられたのでしょう。3年、5年、いや、10年以上でしょう。仕事に対しては、プロを目指す意識が重要です。

プロのマジシャンは52枚のカードを瞬時に暗記して自在に扱えます。一流のマラソン選手は、時速20キロメートル前後で二時間強走り続けることができます。プロの野球選手は、時速150キロメートルの白球を打ち返すことができます。

ビジネスマンである貴方は、何ができますか?
何ができることを目指しますか?

今取り組んでいる業務分野において、徹底的にプロ化を図るべきではないでしょうか? 営業職であるならば、日常の業務に百%のエネルギーを投入しながら、併せて、営業に関する様々な自己研鑽に励むことでしょう。

関連書籍を読み漁ったり、日々の業務で仮説と検証を繰り返しながら、予算の達成に邁進するのでしょう。この様な姿勢で一定の期間業務に取り組めば、営業のプロとして立派に人生を送れるはずです。経理職であるならば…技術職であるならば…等々、すべて同じです。

プロとセミプロの間には、大きな壁があります。
プロは道を究めた専門家です。
セミプロは「良く知っている」便利な人です。

プロとセミプロの間には大きな壁があります。貴方がプロであるならば、貴方の食い扶持は生涯確保されるはずです。職を求めて苦労することはありません。貴方がセミプロであるならば、運が悪ければ職を失います。

希望したのか?または、必然なのか?は別にして、今の仕事でプロになりましょう。
会社のためだけではありません。自分のためにです。

社会人として二十年近く時間を経て四十歳ぐらいになると、そのビジネスマンとしての実力の差は歴然とします。雲泥の差です。

出来る分野・領域の広さに大きな差が付きます。太平洋とプールの差です。良くできる人は、概ねどんな業務もやる気になれば対応できます。そうでない人には、極めて限定的な作業しか与えられません。できないからです。

業務の精度・スピードに雲泥の差が出ます。知恵を使う業務であれば、できる人とそうでない人の差はざっと10倍ぐらいでしょうか。単純な業務であっても、その差は3倍ぐらいになるように感じます。

社会人として、上記の事実を早い時期に知っておくべきです。できない人はつらいですよ。

  • どんな仕事に対しても、「だれにも負けない」との思いを込めて、全身全霊で取り組んでください。
    「机を拭く」、こんな仕事でも、「だれにも負けない、私の机の拭き方は、誰よりきれいで効率的だ」と自負できるように取り組んでください。

    一つ一つのこの真摯な取り組みの集積が、自分自身の仕事への制度と執着を養ってくれます。

  • 書類を正確に早く作成する、文章を正確に早く書く、過密なスケジュールを効率的に乗り切る…これらを実務能力と呼びます。

    この実務能力がその人のポテンシャルになります。

    若い間は、可能な限り多くの業務をやりきる訓練を積んでください。

  • アフターファイブや休日にも、仕事の予習と復習を欠かさず行いましょう。

    この差がビジネス力の差を生みます。

    また、自分自身の勉強の時間を確保してください。生涯勉強です。すべて自分の財産になります。できるビジネスマンは習慣になっています。

  • できるビジネスマンの多くは読書家です。逆に、できないビジネスマンの多くは本を読んでいません。週一冊本を読めば、(四十歳を迎える)二十年で千冊強の本と出会えます。

    この千冊の引き出しの有無が、ビジネスマンとして、人としての実力の差の原因の一つです。

  • 仕事に真摯に取り組む仲間、向上心のある仲間を見つけて親交を深めましょう。

    類は友を呼びます。自分の仲間の属性は、そのまま自分自身の姿です。

    「明るく・朗らかで、前向きで、向上心の強い勉強好きな」仲間たちと、お互いの成長を確かめ合いながら生きていきましょう。

20 年後の勝者は、謙虚に学び続ける人です。
明日からでも自主的な学びの時間を確保し、闘い抜ける力を身につけましょう。

  • 同志社大学工学部卒業。ダイハツ工業株式会社のエンジニアを経て株式会社船井総合研究所に転職。(中略)

    同社の経営コンサルタントを経て独立。その後、ビービネット株式会社を設立、2002 年に大阪証券取引所・ナスダック市場に上場(現ジャスダック)。
    時価総額 300 億円強、売上 200 億円強のグループ企業を構築。

    2007 年 11 月 30 日に同社を辞任。現在は税理士事務所支援、株式会社 GPC-Tax 代表、銀行融資プランナー協会代表理事、SP経営協会の代表に就任。

講座の一部をご紹介します。

体力や気力が充実している時期は損得を考えず、時間を惜しまず、仕事に邁進するべきだと考えています。
これはいささか、時代に逆行した考えなのかもしれません。

しかし、若い時に仕事とどう向き合ったかによって、40 代、50 代で何が成し遂げられるが決まります。

私自身も若い頃に繊維業界とコンサルテング業界で激務を経験しましたが、何事も素直に受け止め、斜に構えず愚直に、様々な業界の現場を多数見ながら、魅力的な経営者の方々から学びを得ました本当に幸運なことだったと実感しています。

そして 55 歳を迎えた私が今同じことをやろうとしても、おそらく経験し難い学びでもあるでしょう。

働き方改革の目的は生産性を高めることだと言われます。
しかし、単に労働時間削減の議論で解決することではありません。

質は量からしか生まれず、質の高い働き方とは量をこなし、常に試行錯誤を繰り返しながら見つけていくことだと思うからです。

だからこそ、若い方々には様々なビジネスの現場に身を投じてもらい、そこで得た知識と経験の中から本当に自分の武器となる強みを見つけてほしい。

そしてこうした働き方がやがてプロフッショナルとして活躍できる「生産性の高い仕事」に繋がり、「品質へのこだわり」を高めることになると期待しています。
将来のある皆様には、このような働き方を実現してほしいですね。
そうした働き方をこれからも応援していきたいと思っています。

※社内での使いまわしはOKですが、できれば各人に支給してあげてください。
さらに、フォローミーティング等を行っていただければより効果的です。

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