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リスケジュール中に、保証協会代位弁済を進められた

2015年2月24日号


 信用保証協会保証付融資で、何年もリスケジュール(返済金額の減額・
 猶予)を行っていると、代位弁済を勧められることがあります。



 代位弁済とは、返済できない企業の代わりに保証協会が銀行に、返済を行う
 こと。
 リスケジュールを行う際は銀行に経営改善計画書を提出しますが、何年も
 経営改善が進まなかった場合、銀行は、いつになったら返済が再開されるの
 かとしびれを切らします。そして代位弁済を勧めてきます。



 代位弁済すると、債権は銀行から保証協会に移り、保証協会との返済交渉と
 なります。また企業では返済できないので、連帯保証人との交渉にもなり
 ます。



 銀行は、代位弁済であれば保証協会から支払ってもらえるため、その方が
 よいのです。保証付融資の20%は銀行が損失をかぶることになっているので
 すが、それでも、その後の債権管理の負担がなくなることを考えると、代位
 弁済を行いたいと考えます。そのため、銀行はリスケジュールを続けても
 一向に経営改善しない企業へ代位弁済を勧めるのです。

代位弁済を行うことによるメリット・デメリット


 代位弁済を行うことにより、保証協会にいくらずつ返済していくか、保証
 協会との話し合いとなります。



 利息も含め、代位弁済前より返済額が少額になるのが通常ですので、その面
 ではメリットとなります。



 しかし代位弁済となると、保証協会にその記録が残り、その企業や、その
 企業と関係があると見なされる企業、代位弁済した経営者が経営する別の
 企業、その経営者が関係すると思われる別の企業では、その後、保証協会の
 保証が受けられないことになります。これは、今後、事業を営んでいく上で
 大きなデメリットです。



 そのデメリットを避けたいのであれば、銀行から代位弁済を勧められても、
 あくまでリスケジュールを継続したいことを伝え、リスケジュールを続けて
 もらうべきです。



 今までも経営改善計画を作っているのでしょうが、その計画が一向に実現
 されないことに、銀行もあきらめの気持ちなのです。真剣に、経営改善計画
 を作り直すべきです。そして経営改善を行っていくべきです。それが最後の
 チャンスだと思って、銀行にしっかり気持ちを伝えてください。

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