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決算書や資金繰り表を銀行はどう見るか

【質問】

1.銀行の担当者の話では、経常収支を非常に重視しているということですが、経常収支と営業キャツシュフローとどういう違いがあるのですか?

2.経常収支は単純に判断するとプラスになればよいというらしいですが、2期連続や3期連続とか、隔年でマイナスの場合は、こうだとかいう判断方法があれば教えてください。

3.実際、金融機関は、中小企業の決算書にどのくらいの信憑性を見ているのですか?
人によっては1割という人もいるみたいですが。

4.銀行は、債務超過でなく、経常黒字で、債務償還年数が10年以内で、経常収支がプラスなら、基本的に融資できるという判断になるのでしょうか?

(S様)

【回答】

1.経常収支は、資金繰り表の中で計算されるもの、営業キャッシュフローは、キャッシュフロー計算書の中で計算されるものです。

似たような概念ですが、計算式がそもそも違います。

銀行においては、キャッシュフロー計算書が企業から提出されることはあまりなく、一方で資金繰り表が提出されるのはよくあることなので、資金繰り表の項目である経常収支を重視している、と言われるのでしょう。

2.経常収支は月ごとにプラスマイナスのでこぼこはあっても、年間を通じてならやはりプラスであることが望ましいです。
マイナスがある年があるということは望ましくなく、そのマイナスはあくまで一時的な要因があった、ということを銀行に説明する必要があります。

3.信憑性は1割といえども、ただ銀行は企業の状況を判断するに、決算書を見るしかありません。
だから銀行としては、企業から提出される決算書は信頼するしかないのです。

銀行は企業から提出される決算書を信頼することができなければ、こわくて融資を出すことができなくなってしまいます。

4.銀行は、企業の財務状況がこうだから融資は出せる、という基準があるわけではなく、質問にある状況で融資は絶対に出るということはないですが、融資審査においては有利となる状況であることでしょう。

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