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銀行から借入を付き合ってほしいと言われた

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【質問】

1.銀行からの融資依頼に協力するべきか

2.決算を迎えるにあたり、当座貸越は返済しておいた方が良いのかどうか

 

というのも、メインの取引銀行から「9月末が当銀行の決算(中間)なので、当座貸越で借入し、協力してもらえないか」とご相談がありました。当社は9月末が本決算であり、資金繰りにも問題がなかったため、8月中にそれまでの当座貸越融資は全額返金していました。

プロパー融資は別に残っていますが、決算書の評価を考えると借入を減らしておいたほうが良いと考えお断りしました。この判断が良かったのかどうか、当座貸越の返済が決算書の評価にいい影響を与えるのかどうか考えています。現在、4つの銀行と取引しており、うち2つの銀行の当座貸越はいつでも利用できる状態です。(N様)

【回答】

1.銀行からの融資依頼に協力するべきか

銀行からの融資依頼に協力すべきかどうかは、現状で当該金融機関と借入取引があるかどうかによります。全く融資を受けていない銀行からの依頼である場合、借入実績を作るという観点からお付き合い程度(1,000万円程度まで)の融資を受ける意味はあると考えます。

 

ただ、現状で借入実績のある銀行からの依頼である場合、すでに実績はあるわけですから、全く融資を受ける必要がないのに、融資を無理に受ける必要はありません。この場合は、金融機関に試算表や資金繰り表などの財務資料を 適時(1か月から3か月に一度程度)提出して、自社の状況を開示して、良好な関係を保つようにすると良いでしょう。

2.決算を迎えるにあたり、当座貸越は返済しておいた方が良いのかどうか

現在、融資が実行されるかどうかの判断基準として、決算書が重視されています。当然、当座貸越も借入金ですので、現在、資金繰りが安定しているのであれば、決算前に返済し、借入金の残高を減らしておく方が決算書の評価は良くなります。

 

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