コラム

  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 銀行とのつきあい方
  4. > 銀行の年末の儀式

銀行の年末の儀式

私が資金調達でお手伝いしている企業であった事例なのですが、創業者のための制度融資を使おうと、ある信用金庫に申込みしてもらいました。

しかし、その信用金庫の職員は、その制度融資について全く知識がありませんでした。話をしたとたん、あたふたしはじめ、それから長い審査期間がかかりました。

このように、銀行員は、ごく一部の職員を除いて、意外と融資商品に関する知識はありません。

プロパー(保証付でない)融資、保証協会の一般融資など、オーソドックスなものはすぐに対応できるのですが、ちょっと複雑なもの、例えば国・県・市などの制度融資の知識は、ほとんど持っていません。お客さんから融資を申し込まれて、それでそのような制度融資があるということを知るというパターンが多いです。

そのため、制度融資を使って融資を受けたくても、銀行員を前面に信頼しない方がいいです。もしその制度融資を使いたいのなら、パンフレット・資料などを用意し、場合によってはこちらが説明してあげることも必要です(情けない話ですが・・・)

しかし時々、財務内容がまずまずの企業に対して、銀行がある制度融資について売り込んでくることがあります。それは、本部からその制度融資について支店で○億円実行しなさいと、ノルマをかけられた場合です。そのような制度融資、たいていは銀行に有利な商品設計になっているはずです。それでなければ銀行からわざわざ売り込みにくることはありません。

銀行が言うことをうのみにせず、企業が有利な制度融資をしっかり調べて、それを利用すべきです。

新商品のご案内

月額9,900円サブスクコンサル
ダイトリ」5大サービス

①すぐに使える経営知識・情報動画の視聴
②経営コンサルタントによる相談サポート
③人気セミナー含むセミナー無料招待
④教材・マニュアルがいつでも40%OFF
⑤社長の専門学校も利用可能

→ 詳細・ご購入はこちら
金融機関紹介実績No1
支援機関
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • オンラインショップ
  • 会社概要

一人で悩む経営者へ
後悔しない決断を一緒に見つけましょう