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財務体質をよくするとは

財務体質の改善とは

倒産する企業とは、バランスシート上で資産より負債が多い状態であります「債務超過」に陥ってしまうケースが多いのは言うまでもありません。

 

「負債」とは、バランスシートの右側にリストアップされている買掛金、借入金、未払金、前受金、預かり金などですが、実態バランスシートに修正すると、多くの中小企業は実態債務超過といえますから、財務体質の改善というのは「関係ない」では済まされない経営改善テーマと言えるかと思います。

 

では、どのようにして財務体質の改善に向けた行動をしていけるのでしょうか。大まかに言えば以下の流れで経営計画を立てていきます。

 

  過剰債務の解消
     ↓
  債務超過の解消
     ↓
  キャッシュフロー経営による資金効率化

 

現金の流れ「キャッシュフロー」とは「キャッシュフロー経営による資金効率化」は説明済ですから今号では「過剰債務の解消」と「債務超過の解消」の2つに絞っていきます。

過剰債務解消からの財務体質改善

過剰債務かどうかを判断する指標に「債務償還年数」というものがあります。

債務償還年数とは、

 

有利子負債(割引手形を除く)をキャッシュフロー(返済原資)で割り、

今ある有利子負債が完済となるまで何年かかるかを測る財務指標

 

ですが、この債務償還年数が悪い企業とは、過大な借入金による過剰債務の状態です。一般的に、銀行が追加融資を出す・出さないの判断基準は10年ですが借入金の過大で多いので真っ先に挙げられるのが、固定資産の肥大です。

 

たとえば、遊休資産の維持に固定費をかけている企業は、冒頭でも挙げましたが、財務体質の改善のみならず収益構造の改善にもつながります。以下のようなイメージです。

 

過剰債務の状態

遊休資産の売却

長期借入金の返済に充当

総資本の圧縮(自己資本比率の向上)

(遊休資産売却に伴う)固定費の削減

経営資源の集中

収益の改善(にもつながる)

(結果)自己資本の増加

債務超過解消からの財務体質改善

もう一度「債務超過」の説明をしますと、バランスシートの右側にある「負債」が左側にある「資産」を上回っている状態を債務超過といいます。

 

債務超過の解消には

 1.負債総額の削減で資産総額を小さくする
 2.資産が負債を上回る(純資産をプラスにする)

 

の2つしかありませんが、前述のように中小企業の多くは実態バランスシートに修正すると、多くの中小企業は実態債務超過であることが多いため、過剰債務の改善と(実態)債務超過の解消を同時に進めていかねばなりません。

 

一見、業績に問題がないと見えても、バランスシートの中身を精査していく必要があります。

 

実態債務超過であることにご自身では気づいていないがために(債務償還年数が悪いことも含め)金融機関からの評価が低いのではないか、と思い当たる節がありましたら、以下の関連記事に目を通してください。※実態バランスシートによりあなたの会社は評価されている

まとめ

経営基盤はしっかりしているのか?
資金の運用と調達がバランスとれているか?
そのことで資金繰りに不安がないか?


など

 

「安全性」を満たしているかどうかの目安として、バランスシートの総資本に占める、純資産の割合を表した自己資本比率があります。

「財務分析で収益性と安全性の実態を明らかにする」の最後に

 

 1. 資産の圧縮
 2. 負債の圧縮

 

による自己資本比率の向上と説明しましたが、前述しました「過剰債務解消からの財務体質改善」で挙げましたイメージの

 

過剰債務の状態

遊休資産の売却

長期借入金の返済に充当

総資本の圧縮(自己資本比率の向上)

(遊休資産売却に伴う)固定費の削減

経営資源の集中

収益の改善(にもつながる)

(結果)自己資本の増加

 

こそが安全性そして収益性の向上による業績改善となります。

この記事の著者

  • 井上 貴裕

    東京の地方銀行に15年間勤務。主に中小企業を対象に、担当者として常時100社前後を担当し、多くの取引先と接し、企業の成長・発展に貢献。事業再生支援・財務分析による経営改善等幅広い業務に携わり、資金調達、金融機関との交渉に強みを持つ。長年勤務し身に付けた業務・知識・経験により、金融機関との良好な関係作り、資金調達の支援、銀行が要望している資料作成は熟知している。500社以上の経営者様の相談を受け、解決糸口を1000案以上の提案している。

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