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簡単なキャッシュフロー経営の仕方

キャッシュフロー経営とは「手元の現預金を増加させることを重視した経営」と言われますが、売上が増えれば利益が増え、借入も増やせるわけではありません。

 

現預金が増えるのは経営者にとって安心になるのですが毎日現場に出て、経理・会計処理もこなしながらキャッシュフロー管理も同時に進行させるというのは中小企業の経営者とって大きな負担です。

 

今回は分かりやすい方法で実践されている会社のやり方をご紹介したいと思います。

現預金を日常で管理している通帳を上手に利用する

1.事業・店舗ごとに別々の普通預金通帳を開設する
2.本部経費や各事業・店舗への配布金額は全て、予め決められたルールに従い定期的に入出金を行う
3.残った残高の増減で、キャッシュフローとする

 

経理担当者が通帳に鉛筆でメモを入れている会社は多いでしょう。1~3は経営管理レベルにまで発展させたものです。

 

日常で使っている通帳の使い方を少し変えるだけで出来ます。

 

手間が特に増えない上、通帳自体が部門別(店舗別)のキャッシュフロー表となるため、「部門別の資金繰り表」等の作成に対しても、通帳内容をそのまま転記するだけで作成できます。

 

銀行から突然質問された場合も、通帳自体を見せて説明することができます。

本部経費などの配布ルールは、頑張った人が有利になるように

この管理手法は、「会計上の利益」ではなく、「あらゆる現預金の入出金」にまで範囲が広がりますから、借入の返済金額すら、各店舗に振分けが行われます。

 

ポイントは、本部経費等の負担ルールをどのようにするか、この一点のみ。

 

主に

・売上に比例按分して負担してもらう
・原価に比例按分して負担してもらう
・粗利に比例按分して負担してもらう
・人員数、もしくは人件費に比例按分して負担してもらう
・店舗等の場合で、店舗の広さに比例按分して負担してもらう
・店舗等の場合で、店舗で消化している経費に比例按分して負担してもらう

 

などの手法となります。この選択は、企業の事業内容や今後評価したい、重視したいものによって異なりますが、今は「売上に比例按分」「粗利に比例按分」はあまりお勧めしません。

 

頑張ってより大きな売上や利益を上げた部署(人)に、より多くのコスト負担を求めることになってしまうからです。

 

あなたの会社でも実践されてはどうでしょうか。

 

今回ご紹介したキャッシュフロー管理手法は、多くの中小企業で実際に効果を上げている方法ですが、実際の導入には自社の事業特性に合わせた調整が必要です。エクステンドでは、このようなキャッシュフロー管理の具体的な導入方法から、資金調達、銀行返済・資金繰り改善まで、経営者様からの無料相談を受け付けています。

 

「うちの会社ではどう実践すればいいか」「現在の資金繰りを改善したい」といったお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

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