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再生・発展できる会社の共通点

中小企業である強みは外さない

企業分析の基本として、「強み」「弱み」の見直しは基本ですが
実は非常に難しいものです。

例えば、社長が一人で営業をし、売上を持ってくるような会社の場合、

「社長の営業力が強い」とすれば「強み」になる一方
「社長以外は営業ができない」とすれば「弱み」になる、

表・裏の関係になるため、強いのか、弱いのか、
どちらを「強み」にするべきかはよく考えて選択しないといけません。

ちなみに、この例においてもどちらを重きとするか判断するには

・将来の売上目標
・将来の目標貸借対照表
・社長自身の将来設計
・社外要因

によって、どちらかが選択されるものであって
一方的にどちらかが正しい、というものではありません。

※例えば、会社の売上目標が増えないのであれば、「強み」でもよいし
 売上目標を増やしていくのであれば、「弱み」になります。

しかし、中小企業は中小企業なりに、本来強みとして
常に大企業にも負けないものというポイントがあります。これだけの苦境に
おいても再生し、発展している企業はそのポイントを外していません。

そのポイントとは、
「経営の判断・実行のスピード」です。

実行できない会社の場合、その理由はおおむね下記2点に集約されます。

強みを活かせない理由

1.財務状況の確認ができず必要な行動に落とし込めない

・現在の会社の状況が分かっていない
・目標とする状態が分かっていない
・そのために、誰が・何を・どうすればよいか分かっていない

つくれば売れる、売れれば利益になる、資金が必要なら銀行に行けば借りる
ことができるという時代ではありません。
売上計画よりも利益計画・資金計画を立て、どうすれば現預金を
確保していけるのか、常に答えを求め、実行していくことが必要です。
しかし、売上と比べて利益や資金を管理するのは、より手間がかかります。
この手間を嫌ってしまうと、結果自らの強みを消してしまいます。

2.経営幹部の人間関係がよくない

人間関係はより大変です。
特に同族経営の場合に極端ですが、人に関する問題に手がつけられなかったり
社長自身が指導的立場でない場合、経営にスピードも何もあったものではありません。

経営は好き・嫌いよりも、正しい・間違っているの判断によって
決断されなければなりませんので感情は不要です。
(「想い」は捨てなくてよいのですが)

素晴らしい経営者の会社は向かうべき先がきちんと定義されており、目標が
あるから「何が正しいか」を決められ、人に依存し過ぎない判断ができます。

中小企業の社長に求められていること、再生・発展できる経営者の条件は
「何が正しいか」考え、知り、実践し、常に確認する時間を持っている
ことではないかと思います。

執筆:今野洋之

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