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一時的な資金不足を補うための「つなぎ資金」について

今回は、入金のズレ等により発生するつなぎ資金についてお話をします。

 

つなぎ資金とは、入金確実な資金がある場合、入金が何かの理由で遅れる又は入金前に何かの理由で資金が必要になった場合に一時的な資金不足を補うための短期的な借入です。

 

つなぎ資金は一時的な資金不足を補うために資金調達をしますが、運転資金は事業を継続的に必要な資金なので、厳密に言うと違います。

つなぎ融資のメリットとデメリット

つなぎ融資のメリットとデメリットは、

メリット

  1. 資金繰りが改善する
  2. 多額の借入が可能になる
  3. 事業の立て直しができる

デメリット

  1. 返済期間が短い
  2. 金利が通常より高い
  3. 返済原資の疎明資料が必要になる

つなぎ資金を利用する要点

つなぎ資金を利用する要点は下記の通りです。

 

  • 資金使途を明確にする
  • 必要金額を正確に把握する
  • 入金予定日から返済時期を確定する
  • 事前に余裕をもって準備をする

 

気を付けることは、入金予定の売上金を他の資金に流用して返済できなくなるのは資金使途違反になるので注意して下さい。つなぎ資金を有効活用して急な資金不足に困ることなく、会社経営の安定化と成長を図って行きましょう。

 

つなぎ資金を利用したい、資金調達手段としの融資商品を知りたい、運転資金等借入を希望している、既存銀行からこれ以上の借入が出来ない方、資金繰りが厳しい等の悩んでいる企業は、お気軽に下記の無料相談をご利用ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

この記事の著者

  • 井上 貴裕

    東京の地方銀行に15年間勤務。主に中小企業を対象に、担当者として常時100社前後を担当し、多くの取引先と接し、企業の成長・発展に貢献。事業再生支援・財務分析による経営改善等幅広い業務に携わり、資金調達、金融機関との交渉に強みを持つ。長年勤務し身に付けた業務・知識・経験により、金融機関との良好な関係作り、資金調達の支援、銀行が要望している資料作成は熟知している。500社以上の経営者様の相談を受け、解決手段を1000案以上の提案している。

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