「事業・企業従業員承継相談センター」をリリースいたしました。
- 2023/07/26
- プレスリリース
中小企業の事業承継(親族内、親族外)支援を展開する株式会社エクステンドは、親族内に事業・企業の後継者がいないため、第三者への譲渡(M&A)の相談が年々増加している中で、譲渡を希望する中小企業のオーナーに新たな傾向(希望)があることが明らかになりました。
それは、全くの第三者に譲渡(M&A)するのではなく、本来は、M&Aではなく従業員・役員への譲渡(承継)を優先させたいというもの。そして、その相談件数は、前期比100%超となっています。
しかし、同時に、その実現には、オーナーの希望とは裏腹に、以下にあげる大きな4つの障害(壁)があり、従業員・役員への承継を諦めているケースが多いことも明らかになりました。
4つの障害(壁)
- 連帯保証の壁(オーナーが負っていた連帯保証をどうするか)
- 引き継ぐ従業員・役員の経営経験の壁(経営スキルはあるか)
- 株式を買取る資金の壁(オーナーが希望する譲渡代金の調達)
- 経営権と所有権のバランスの壁(所有権はオーナーのままで代表取締役だけの交代)
従業員・役員への事業・企業の承継専門のサービスを開始
エクステンドでは、この度、従業員・役員への事業・企業の承継にかかる上記の問題解決を図る専門のサービス「事業・企業従業員承継相談センター(以下、「相談センター」)」をリリースいたしましたので、お知らせいたします。
相談センターでは、譲り側であるオーナー、譲受け側である従業員・役員とともに、金融機関、ファンド、弁護士、税理士などの専門家を交え、承継チームを組成し、4つの壁の調整を図り、オーナー並びに従業員相互に納得のいく従業員・役員への承継の成就を支援いたします。
「事業・企業従業員承継相談センター」のホームページはこちら
今後の展開
事業・企業の従業員・役員への譲渡(承継)は、今後も増加し続けていくことが予測されます。
相談センターでは、チームとして、賛同・参画いただける金融機関、ファンド、弁護士、税理士などの専門家を増やし、エクステンドの営業拠点がある東京、名古屋、大阪、福岡だけでなく、全国から相談に対応できる体制構築を行って参ります。