コラム

起業をするにあたっては、特に何かの資格が必要になるわけではありません。やる気とビジョンと資金があれば、誰でも会社を立ち上げることは可能です。しかし、起業することは簡単でも、ビジネスを軌道に乗せ、長く会社を運営していくことは簡単ではありません。起業するからには、企業家として成功するために、経営に必要な情報を学ぶ必要があります。

起業を目指して学ぶ方法にはさまざまな手段がありますが、空いている時間を有効に利用して効率良く経営について学べる方法の１つに起業家向けのオンライン講座があります。

今回は、起業を目指す方におすすめしたいオンライン講座についてご説明します。

起業するにあたっては、事業の内容に即した知識やノウハウを身に着けることも大切ですが、経営者として会社を運営していく以上、経営についても学ぶ必要があります。起業家、つまり経営者になるにはどのような知識が求められるのでしょうか。

起業時に主に必要となる知識・ノウハウについてご紹介します。

企業はモノやサービスを顧客に提供し、収益を得ます。起業後、どのようなビジネスモデルで収益を上げていくのかは、起業前に決めておかなければなりません。

ビジネスモデルには、自社で生産・加工した商品を販売する方法もあれば、商品を仕入れて販売する方法、モノではなくサービスを提供する方法などさまざまな方法があり、収益を得る方法にもいくつかの種類があります。商品の販売やサービスの提供に伴って代金を得る従来の方法や継続してサービスの提供を行うサブスクリプション方式、サービスの提供が成功したときに報酬が発生する成功報酬制、一定の成果に対して報酬を得る成果報酬制などから商品やサービスに応じた方法を選ばなければなりません。

さまざまなビジネスモデルを学び、どのようなビジネスモデルが起業する事業にはあっているのかを見極められるようにしましょう。

起業する際にはオフィスや店舗を借りるためにも、必要な設備を導入するためにも、販売する商品や材料を購入するためにも、資金が必要になります。資金の調達方法には自己資金を利用したり、金融機関からの借り入れを行ったり、第三者から出資を受ける方法などがあります。自己資金だけで起業するケースは少なく、多くの場合は複数の方法を組み合わせて起業に必要となる資金を集めています。

金融機関から資金を借り入れる際には起業の動機や提供する商品やサービスの内容、事業の見通しなどを記載した創業計画書や資金繰りの計画書などを提出し、金融機関からの審査を受けます。審査に通れば、無事に融資を受けられます。資金が調達できなければ事業をスタートできません。資金の調達方法についても企業の前に学んでおくべき事項です。

起業をしたら資金の調達から設備投資や材料・商品の仕入れにかかる費用、テナント料、人件費などのコスト管理などをしっかり行い、適正な利益を上げなければなりません。いくら売り上げが伸びてもコストが高すぎれば利益は発生しません。反対に、設備投資が十分でないために生産効率が上がらず、売り上げが伸びない場合もあります。

起業をする場合は、自社の経営状況を示す財務諸表を作成したり理解したりする力や、適切な経営を行うための予算管理や原価管理ができる力が必要になるでしょう。

自社の商品やサービスを売り出すにあたっては、市場の状況を調べるマーケティングが必須です。ニーズのない場所で開業したり、ニーズの少ない商品を販売したりしてもそのビジネスは成功しにくいでしょう。また、いくら質の良い商品やサービスを取り扱っていても、顧客に対し、自社商品やサービスの魅力を十分に伝えられなければ、売り上げを伸ばすことはできません。

起業にあたり、マーケティングや営業、集客のノウハウ・知識の勉強は必須であると言えます。

また、従業員を雇用するのであれば労務管理に対する知識や人を管理する能力も必要です。そのほか、会社を運営するうえで知っておいたほうが良い法律の知識や税金に関する知識なども身に着けておくと良いでしょう。

繰り返しになりますが、起業をしようと思えば誰だって起業をすることはできます。しかし、起業をした後に、会社を発展させられる人はほんの一握りです。経営者として会社を軌道に乗せ、安定した経営を目指したいと考えるのであれば、事前の準備は必要不可欠だと言えます。まず、起業したくても資金が不足していれば開業資金が足りずに、起業することさえできません。そのような事態を避けるためには資金調達の方法や適切な返済計画の作り方など、基礎的なところを学ぶ必要があります。また、会社の中には売り上げが上がっているものの、無計画な借り入れを行ったことで利益を伸ばせず、資金繰りに苦慮するケースもあります。

準備を怠ったことに後悔することはあっても、準備を十分にすることに対して後悔することはありません。失敗のリスクを少しでも低くするためには、起業前にしっかりと知識やノウハウを見つけておきましょう。

起業にあたっては、さまざまな知識やノウハウが必要になることをご紹介しました。学生からすぐに起業する人を除いては、何らかの仕事に就いたうえで起業を志すことが多いでしょう。本業と並行して起業について学ぶ場合、すべての時間を起業準備のために充てられるわけではありません。好きな時間に自由に学べるオンライン講座であれば、自分の都合に合わせて受講が可能です。

また、オンライン講座は、パソコンやスマホなどの端末と通信環境があれば、どこでも受講することが可能です。対面式の起業講座であれば、決められた時間に決められた場所に向かわなければなりません。しかし、いつでも、どこでも学べるオンライン講座であれば、空いた時間を有効活用して効率良く学ぶことができます。

エクステンドは中小企業向けの経営支援を専門に行う経営コンサルティング会社です。これまでに資金繰りや会社の経営難に苦しむ数多くの企業様からご連絡をいただき、会社の危機を救うべくさまざまな手法で企業再建や事業再生のサポートをしてまいりました。

当社では、中小企業の経営者様はもちろん、これから経営者となる起業家の皆様にも、健全な企業経営を実現していただきたいと考えており、経営に不安を覚えたときはいつでもご相談いただきたいと思っております。しかし、経営者様や起業家様が銀行との上手な付き合い方や正しい融資の受け方を知っていたり、精度の高い創業計画書（事業計画書）を作成できたり、自社の経営状況を正しく読み解く目を持っていれば会社の危機というリスクは下げることができると考えています。

そのため、資金調達の方法から上手な融資の引き出し方、決算書の正しい読み方などを学べる起業家向け・経営者向けのオンライン講座を提供しています。毎月新たな映像を2本以上追加しておりますので、常に新しい情報に触れることができ、過去の講座については何度も繰り返し視聴が可能です。

起業を目指しているようであれば、ぜひエクステンドのオンライン講座「ダイトリ」をご利用下さい。

起業を成功させるためには、起業の前に経営に関する基礎的な知識を学ぶ必要があります。起業の前には、自分の会社を興したい、自分が理想とするビジネスを展開したいと起業に対して熱い思いを抱いていることでしょう。その熱い思いを会社の発展に注ぎ、会社の力に変えるためには、経営に関する知識は不可欠です。起業準備として、効率良く経営についての学びを得られるエクステンドのオンライン講座の受講をおすすめします。