銀行出身の財務担当者を入れる
あなたの会社が、銀行からの資金調達力をつける手っ取り早い方法はなんだと思いますか?
それは、あなたの会社に、過去に銀行勤務経験のある(当然、融資の仕事に携わった経験もないといけません)方を財務担当者として迎えいれる、ということです。
やはり、銀行経験者は、銀行から融資を受けやすくするにはどうしたらよいか、よく分かっています。
そういう銀行経験者が財務担当者としていると、とても心強いです。
実際に、銀行員の転職として、一般企業の財務担当者になる、というケースはとても多いです。
しかしそうはいっても、財務担当者として人を入れることによる人件費が発生し、それが固定費負担となります。
また銀行員はそれなりの給料をもらっていたので、それなりの給料にする必要があります。
銀行員は安定志向であり、中小企業を転職先にすることに抵抗感が強い人も多いでしょう。
このように、実際問題、銀行出身者を財務担当者として採用することは、中小企業にとってはなかなか難しいことでもあります。
その場合は、外部のコンサルタントを入れたり、銀行対策に強い税理士を顧問税理士としたりし、低いコストで銀行融資を受けやすい体制を作ることも一つの手です。
しかし、銀行対策に強いコンサルタントや税理士は少ない、というのが現状です。
そこで私は、銀行取引アドバイザーを養成できるようなNPOを立ち上げよう、と構想しています。
興味のあるコンサルタントの方や税理士の方は声をかけていただければうれしいです。
それはともかく、銀行対策に強い人材は、あなたの会社にとって必ず貴重な戦力となってくれるでしょう。どうやってそのような人材を確保するか、考えてみてはいかがでしょうか。