商業手形割引の金利
【質問】
商業手形割引の金利について。
割引金利の基準は短期プライムレートでどの銀行も行われているようですが、短プラ以下になることは可能なのでしょうか?
短プラベースの理由としては、支払期日が異なるので銀行側の資金調達の効率が悪いため、短プラが限度である、と説明を受けました。
大手の会社には短プラ、マイナス何%など適用しているのでしょうか?
(T様)
【回答】
割引金利が短プラ以下になることは可能です。
しかし、それでも都市銀行の一番低い短プラが限度です。
短プラは銀行によってちがいますが、例えばあたの会社の取引銀行の短プラが1.875%で、都市銀行の一番低い短プラが 1.625%であれば、短プラ以下の金利と言っても1.625%が限度です。
短プラ以下の金利が適用されるのは大手というよりも、財務内容の良い会社です。
そのような会社には割引の取引を増やそうと、各銀行が金利で競うからです。