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銀行の部長が訪問してくる意味

メルマガ読者とのQ&A

【質問】

銀行の部長が、当社の社長と会う目的は何ですか?当社は従業員約50名で売上約20億円の会社です。借入は2億円強あります。

取引行は4行です。時々、銀行の営業担当が、「(銀行の)部長と訪問するので、社長の同席をお願いします、と言ってきます。

 

銀行が融資先の社長と直接会い、社長の口から、当社の業績を説明することはとても意義のあることだと思います。それが目的なら何の問題も無いのですが、ほとんどと言うか、間違いなく、銀行の部長が一方的に、新聞に書かれているような経済状況の講釈を述べて、帰ります。

つまり、当社の業況についてほとんど聞きません。

 

これは、なんの目的なんでしょうか?

私の立場は、財務担当の責任者です。また、私の部門の管掌役員は副社長であり、実質的には、銀行の営業担当(と課長クラス)と、当社側(私と副社長)で、情報共有が済んでいます。ただ、これを銀行の立場で考えれば、あくまでも現場同士の情報共有に過ぎない、というのは理解できます。

 

だからこそ、銀行の決裁者である部長と、当社の最終決裁者である社長が会う必然性も理解できます。

 

ならば、もっと当社のことを聞くのでは?と思うのですが、全くと言っていいほど、当社の事を聞きません。感覚的には、偉そうに、講釈たれて帰る、って感じです。

 

ですが、この儀式にはお付き合いしていますが・・。(H様)

 

【回答】

「銀行の部長」とは、おそらく支店長のことだと思いますが、支店長が自ら積極的に訪問しようとする企業は、その支店において「VIP先」、つまり重点でおつきあいしたい先ということで、あなたの会社も銀行にとってそのような取引先なのでしょう。

 

また支店長といっても、その性格はいろいろあります。

 

きちんと融資先の企業のことを頭に入れて、相手の社長からも企業のことをいろいろ聞こうとする支店長もあれば、そのようなことは自分の部下に任せ切ってしまう支店長もいます。

 

おそらくこの支店長(部長)は、後者のタイプでしょう。

一方で、何回も企業を訪問しようとする支店長。おそらくこの支店長は、営業畑で上がってきた支店長と思われます。

 

営業畑、つまり得意先係を多くやってきた支店長は、積極的に外に出たがるが、一方で企業の詳しいところまでは聞こうとせず、そういったことは営業担当者や、融資役席に任せ切ってしまうことが多いです。

 

おそらく、支店長があなたの会社の社長と会うのは、「表敬訪問」の意味合いが強いでしょう(しかし社長も忙しいのに、たいした情報も持ってこない支店長に付き合わなければならないのは大変ですね・・・)

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