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損益計算書で雑収入を売上に上げるかどうか

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【質問】

 銀行の見方、考え方を教えて頂きたいのですが、

 

 (単位:千円)  A       B
 売上高     100,000   113,000
 粗利益      70,000    83,000
 販管費      80,000    80,000
 営業利益    -10,000    3,000
 雑収入      15,000    2,000
 経常利益     5,000    5,000

 

決算書のAとBでは、融資をする上で、評価が異なるでしょうか。雑収入15,000のうち、本業ではないが、毎年発生するものが13,000含まれています。この13,000に対する経費は、販管費(人件費)に含まれていますが、会計的には売上高ではなく、雑収入にすべきものではあると考えられます。

会社の目的に、その事業を追加すれば、売上高に計上できると思いますが、現状では雑収入に計上する方が適正のような気もします。

 

しかし、 費用収益対応の原則からすると、売上高に計上する方が、より実態を表して いるとも思います。銀行に提出することを考えると、Bの決算書にしたいのですが、そもそも、銀行はこのようなことを気にするものなのでしょうか。(S様)

 

【回答】

銀行から融資を受けやすくする、ということを考えると、Bの決算書でいくべきです。

 

銀行が融資を審査する上で、最も重要なのが、企業の債務者区分、です。Aの損益計算書であれば、正常先ではなく要注意先になってしまう要件の一つである、営業利益が赤字、に当てはまります。AとB、決算の組み方一つで、これだけ見栄えがちがいます。営業利益が赤字というのは、本業で赤字ということになりますので、とても見栄えが悪いです。会社の目的に、その雑収入の事業も追加して、正当にBの損益計算書にできるようにしたいです。

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