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不動産を購入すべきか

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【質問】

25年間、スポーツジムを経営しています。コロナの影響により会員数は減少していますが、地元密着ということもあり、どうにか踏ん張ることができています。ジム周辺のテナントを見ますと、コロナの影響からか飲食店などに撤退が目立っており、厳しさを感じています。

 

今後の当社のコロナ対策として、密を避けるために今より広い場所に引っ越しを考えていたところ、地元の不動産より現在のジムから数分のところに空き物件があり購入しないかと話がありました。

 

とても立地もよく、あとは金額が安ければと思っていますが、このタイミングで購入すべきかと悩んでいます。金額は1億円前後と思われます。場所が広くなるので、新しいマシーンの導入も検討しています。よろしくお願いします。

【回答】

会員の健康管理を考えて、今より広い場所を検討されることは、とてもよいことと思います。また、地元密着での経営により、会員数を一定数維持されていることもこれまでの信頼関係の賜物だと感じます。

 

さて、ご質問の不動産を購入すべきか、ということですが、御社の財務内容が不明なので明確にはご回答しかねますが、余力があり自己資金で対応できるのであれば、今がチャンスと判断することもできます。

 

逆に、コロナにより今までよりは不動産価格が安いというだけで、金融機関からの融資で対応しようとお考えならば、移転後の収支はどうなるかという事業計画を策定された後に決められてはと思います。当然、金融機関も融資に伴い、事業計画の提出を求めてくるでしょう。

 

それと、広いところへの移転方法ですが、購入ではなくて賃貸ではどうかの検討もしていただきたいと思います。購入予定の物件状態がどの程度かにもよりますが、購入すると今後維持費がかかることも念頭に置いていただきたいと思います。どちらにしましても、事業計画を策定され、数字から判断いただきたいと思います。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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