コラム

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本日はいつもと異なり、金融機関の方との対話での質問を共有いたします。

昨年より、中小企業の財務状況が悪化していると認識しています。以前でしたら、原価、人件費、固定費の見直しなどで営業利益を出しましょうと言っていましたが、これが通用しません。

現在は、仕入れ原価の高騰、最低賃金の上昇や残業代の適正化、光熱費の高騰、それらに付随してあらゆるものが高騰しています。

つまり、売上が現状維持できたとしても、営業利益は悪化、最悪は赤字になります。そのような状況で、どのような経営指導をされていますか？

この問いに対する100点満点の回答はないと思っていますが、ここに取り組まなければ、経営はさらに悪化します。

いろいろと改善策を検討するにあたって、以下のような質問を現場ではしています。その一つとお考え下さい。

• 今の事業は成長分野ですか、それとも衰退分野ですか？成長分野であれば工夫しだい、衰退分野であれば事業を変える方向に動きます。
• 新しい事業に取り組むというと大きな改革を想像するかと思いますが、そうではなく、少し事業をずらすイメージで考えられますか？現在の事業に何かを足す新結合（イノベーション）です。

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