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4項目をクリアーして銀行と上手なつきあい方

今回は、今後金融機関と継続的に良好な関係を築くことが重要になってくるについてお話をします。

 

先日、青森銀行とみちのく銀行が2022年4月に経営統合し、共同で持ち株会社を設立すると発表がありました。

 

又、同日、福井銀行が同じ県内が拠点の福邦銀行を子会社化すると発表しました。一方では、SBIホールディングスが筑波銀行と資本業務提携をして、地方銀行との資本提携を拡大しています。

 

新型コロナウイルの感染拡大、超低金利時代、人口減少で金融機関を取り巻く経営環境は厳しくなっています。

 

あと数年後には金融機関の数もだいぶ減っているかもしれません。それ故に、金融機関との良好な関係を続けていくことは重要です。

 

金融機関との良好な関係を構築するには、

複数の金融機関と取引

少ない金融機関取引では、既存の銀行で借入が出来ない場合、新規に銀行を開拓するのは困難です。

 

借入出来ない可能性を回避するためにも、複数の金融機関と取引を行いましょう。複数の金融機関と取引する事で、競争を促し有利な融資条件を引き出せる事が可能になります。

自社に合った金融機関を選択

都市銀行・地方銀行・第二地方銀行・信用金庫・信用組合等の特徴を理解し、どの金融機関が自社に適しているか見極めることが大切です。

積極的な自社の情報開示

業績が良いケースは勿論、悪いケースも出来るだけ早い段階で、包み隠さず情報開示し、説明することが重要です。その時、赤字に至った原因・黒字にする為の具体的な改善策を文章・数字に落として報告をして下さい。

定期的に金融機関を訪問

決算報告する時以外にも、月次試算表等を持参することで定期的に訪問する機会を設けることが、信頼に繋がります。

 

以上の点を最低でもクリアーし金融機関との上手な付き合い方を行い、大規模な設備投資が必要な時や、いざ業績が厳しくなった時でも支えてくれる銀行を確保していきましょう。

 

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この記事の著者

  • 井上 貴裕

    東京の地方銀行に15年間勤務。主に中小企業を対象に、担当者として常時100社前後を担当し、多くの取引先と接し、企業の成長・発展に貢献。事業再生支援・財務分析による経営改善等幅広い業務に携わり、資金調達、金融機関との交渉に強みを持つ。長年勤務し身に付けた業務・知識・経験により、金融機関との良好な関係作り、資金調達の支援、銀行が要望している資料作成は熟知している。500社以上の経営者様の相談を受け、解決糸口を1000案以上の提案している。

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