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リースと銀行借入どちらが得か?

今回は機械や設備を導入する時に、リースを活用するケースと、銀行借入するケースがありますが、どちらの方を選んだ方が得かについてお話をします。

 

顧問先や電話相談でこの質問を受けることがありますが、総合的に判断せず容易に選択する事が多いと思います。リースを活用する場合は下記のメリット・デメリットがあります。

リースを活用する場合のメリット・デメリット

リースのメリット

  1. 初期費用が低く抑えられる
  2. 銀行借入よりも審査が通りやすい
  3. 経費処理が軽減できる

リースのデメリット

  1. 原則、中途解約ができない(途中解約すると多額の違約金が発生する)
  2. リース料が高くなる
  3. リース物件の所有権を取得できない
  4. リース終了後も使用する場合、再リース料の支払いや買い取りをする必要がある

設備資金を銀行借入する際の注意点

  1. 設備投資の目的と必要性
  2. 設備の時期、金額、効果等は妥当か
  3. 設備投資計画書の内容はどうか
  4. 資金計画と返済原資の確保

 

銀行から借入する場合、設備資金として調達した資金を運転資金として使用するのは、資金使途違反になります。資金使途違反をした場合、借入金の返済を求められ、今後の融資を受けられなくなる可能性があるので注意が必要です。

 

一般的に、銀行借入する方が支払総額は少なくなります。融資の調達余力がある場合は銀行借入の方がよいと思います。

 

しかし、購入する機械や設備の買い替え期間が短い場合は、リースの方が良いかもしれません。

 

上記メリットとデメリットを総合的に考慮して判断して下さい。

 

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この記事の著者

  • 井上 貴裕

    東京の地方銀行に15年間勤務。主に中小企業を対象に、担当者として常時100社前後を担当し、多くの取引先と接し、企業の成長・発展に貢献。事業再生支援・財務分析による経営改善等幅広い業務に携わり、資金調達、金融機関との交渉に強みを持つ。長年勤務し身に付けた業務・知識・経験により、金融機関との良好な関係作り、資金調達の支援、銀行が要望している資料作成は熟知している。500社以上の経営者様の相談を受け、解決手段を1000案以上の提案している。

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