コラム

  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 経営相談
  4. > 事業再生コンサルタントの選び方から費用、事例まで解説

事業再生コンサルタントの選び方から費用、事例まで解説

資金繰りが厳しい」「銀行からの融資が受けられない」「このままでは倒産してしまうかもしれない」——経営危機に直面したとき、多くの経営者が「事業再生コンサルタント」という選択肢を検討されます。

 

しかし、どのコンサルタントを選ぶべきか本当に再生できるのか費用はどのくらいかかるのかなど、不安や疑問も多いのではないでしょうか。

 

エクステンドでは、これまで月30社以上の資金繰りに悩む中小企業からご相談をいただき、金融機関紹介実績583社、顧問契約累計1,957社という実績を積み重ねてきました。リスケジュール中でも新規融資を実現したケースや、経営者保証を解除した事例も数多くあります。

 

本記事では、事業再生コンサルタントの役割から選び方、費用相場、そして実際の成功事例まで、経営者が知っておくべき情報を網羅的に解説します。

事業再生コンサルタントとは?基礎知識

事業再生コンサルタントの定義と役割

事業再生コンサルタントとは、経営危機に陥った企業を財務面・事業面から立て直す専門家のことです。単なるアドバイスにとどまらず、企業の現状を徹底的に分析し、具体的な再生計画を策定し、その実行まで伴走する点が大きな特徴です。

 

エクステンドがこれまで支援してきた企業の多くは、「資金繰りがひっ迫している」「返済が厳しい」「税金・社会保険を滞納してしまった」といった深刻な状況にありました。こうした企業に対して、私たちは財務調査から始まり、銀行融資の交渉、経営改善計画の策定、そしてその後のモニタリングまで一貫してサポートしています。

 

特に重要なのは、金融機関との橋渡し役としての役割です。経営者が直接銀行と交渉しても、財務データの見せ方や説明の仕方が不十分で理解を得られないケースが少なくありません。認定支援機関である私たちが間に入ることで、金融機関からの信頼を得やすくなり、リスケ中でも新規融資を実現したり、返済条件の見直しを成功させたりすることが可能になります。

企業再生コンサルタントとの違い

「事業再生コンサルタント」と「企業再生コンサルタント」は似た言葉ですが、支援するフェーズと手法に違いがあります。

 

企業再生コンサルタントは、主に法的整理(民事再生や会社更生など)を伴う再生を専門とし、裁判所や弁護士と連携しながら企業全体の法的再建を進めます。一方、事業再生コンサルタントは、私的整理や自主再建のフェーズで企業を支援し、法的手続きに入る前の段階で経営改善を図ります。

 

エクステンドが得意とするのは、まさにこの私的整理の段階です。法的整理になる前に、金融機関との交渉や資金繰り改善によって事業を立て直すことで、企業の信用を保ちながら再生を実現できます。実際、私たちが支援した企業の多くは、法的整理に至ることなく正常な取引関係に復帰しています。

顧問税理士・弁護士との違い

顧問税理士や弁護士も企業の重要なパートナーですが、事業再生における役割は異なります。

 

税理士は税務・会計の専門家であり、決算書の作成や税務申告が主な業務です。弁護士は法務の専門家として、契約や訴訟対応を担当します。一方、事業再生コンサルタントは、財務・経営・資金調達を横断的に支援し、企業の根本的な立て直しに関わります。

 

エクステンドでは、顧問税理士や弁護士と連携しながら支援を進めることも多くあります。たとえば、税理士が作成した決算書をもとに私たちが財務分析を行い、銀行向けの資料を作成する。あるいは、弁護士が法的アドバイスを提供し、私たちが金融機関との交渉を担当する——このように、それぞれの専門性を活かしたチーム支援が、再生の成功率を高めます。

事業再生が必要なタイミングとは

「いつ相談すべきか」——これは多くの経営者が悩まれるポイントです。結論から言えば、早ければ早いほど選択肢は広がります

 

具体的には、以下のような状況に当てはまる場合、すぐに相談することをおすすめします。

 

状況 具体例
資金繰りのひっ迫 買掛金の支払いが遅れている、手形の決済が不安
返済負担が重い 毎月の返済額が売上の10%以上を占めている
赤字が続いている 3期連続の赤字、純資産がマイナスになっている
税金・社会保険の滞納 納付期限を過ぎても支払えていない
融資が受けられない 保証協会付きでしか借りられない、新規融資を断られた

 

エクステンドには毎月50社以上のご相談がありますが、その多くが「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃいます。資金繰りが完全に止まってからでは、打てる手が限られてしまうのです。

 

無料相談では、60分で現状を把握し、実践的なアドバイスを提供しています。相談したからといって必ず契約する必要はありませんので、少しでも不安を感じたらまずはご相談ください

 

エクステンドでは、経営者様からの無料相談を受け付けています。資金調達、銀行返済・資金繰りなどの財務でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

 

資金繰り・資金調達など財務でお困りの方は「無料相談」をご利用下さい。

 

無料相談受付

事業再生コンサルタントの具体的な業務内容

財務調査・企業分析(デューデリジェンス)

事業再生の第一歩は、企業の現状を正確に把握することです。エクステンドでは、まず財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)を詳細に分析し、何が経営を圧迫しているのかを明らかにします。

 

たとえば、ある製造業の企業では、決算書上は黒字なのに資金繰りが厳しいという状況でした。詳しく調べてみると、売掛金の回収サイトが長すぎることと、在庫が過剰に積み上がっていることが原因でした。このように、表面的な数字だけでは見えない問題を洗い出すのが財務調査の役割です。

 

また、SWOT分析や市場環境の調査も行います。競合他社と比較して自社の強み・弱みを明確にし、どの事業を強化すべきか、どの部門を見直すべきかを判断します。私たちが支援した企業の中には、不採算部門からの撤退を決断し、主力事業に経営資源を集中させることで黒字化に成功したケースもあります。

 

この段階で重要なのは、経営者との対話です。数字だけでは見えない現場の実態や、経営者の想いを丁寧にヒアリングすることで、より実効性の高い再生計画を立案できます。

事業再生計画の策定

財務調査で明らかになった課題をもとに、具体的な再生計画を策定します。この計画は、単に赤字を減らすだけでなく、将来的に持続可能なビジネスモデルへの転換を目指します。

 

再生計画に含まれる主な要素は以下の通りです。

 

項目 内容
財務改善策 コスト削減、資金繰り改善、借入金の返済条件見直し
事業構造の見直し 不採算事業の整理、主力事業への集中、新規事業の検討
人員配置の最適化 適材適所の配置、業務効率化、必要に応じた人員調整
売上向上策 新規顧客開拓、既存顧客の深耕、商品・サービスの見直し
数値計画 3~5年の損益計画、資金繰り計画、返済計画

 

エクステンドが作成する再生計画の特徴は、実現可能性を重視している点です。絵に描いた餅のような計画では金融機関の理解は得られません。過去の実績データや業界動向を踏まえ、根拠のある数値目標を設定します。

 

実際、私たちが支援したある小売業では、過去3年間の月別売上データを分析し、季節変動を考慮した売上計画を立てました。その結果、金融機関から「これなら実現できる」と評価され、リスケ中にもかかわらず新規融資を獲得できました。

金融機関との交渉・調整

再生計画を作成しても、金融機関の協力がなければ実行できません。ここで重要になるのが、銀行との交渉です。

 

エクステンドが支援する金融機関交渉では、返済条件の見直し(リスケジュール)追加融資の依頼保証条件の調整などを行います。認定支援機関である私たちが間に入ることで、金融機関からの信頼を得やすくなり、交渉がスムーズに進みます。

 

また、複数の金融機関が絡む場合は、バンクミーティングを開催することもあります。各行の利害を調整しながら、全体最適な返済計画を作成します。金融機関紹介実績583社という実績があるからこそ、私たちは銀行との交渉において強みを発揮できます。

リストラクチャリング支援

リストラクチャリング(事業再構築)とは、企業の組織や事業構造を抜本的に見直すことです。単なるコスト削減ではなく、企業が持続的に成長できる体制を整えることが目的です。

 

具体的には、不採算事業からの撤退組織のスリム化M&Aや事業譲渡の活用などが含まれます。エクステンドが支援したある製造業では、赤字部門を切り離し、黒字部門に経営資源を集中させることで、わずか1年で黒字化を実現しました。

 

また、スモールM&Aを活用した事業承継支援も行っています。後継者がいない企業に対して、事業譲渡によって従業員の雇用を守りながら、経営者は連帯保証から解放されるという選択肢を提案することもあります。

 

リストラクチャリングは、経営者にとって辛い決断を伴うこともあります。しかし、企業の未来を守るためには、時に厳しい選択が必要です。私たちは、経営者に寄り添いながら、最善の道を一緒に考えます。

モニタリング・実行支援

再生計画を作っただけでは、事業再生は成功しません。計画を確実に実行し、進捗を管理することが不可欠です。

 

エクステンドでは、計画実行後も月次でのモニタリングを行います。売上やコスト、キャッシュフローの動向を定期的に確認し、計画とのズレがあれば早期に修正します。また、必要に応じて追加施策の提案も行います。

 

さらに、CFO業務委託として、経理・財務の実務支援も可能です。中小企業では財務の専門人材が不足していることも多く、私たちが財務部門の一員として機能することで、経営者は本業に集中できます。

 

ある卸売業の企業では、モニタリングを通じて「売掛金の回収遅延」という問題を早期に発見し、取引先との交渉によって回収サイトを短縮できました。このように、継続的な支援があるからこそ、再生計画を着実に進められるのです。

事業再生コンサルタントに依頼するメリット

専門的な財務分析と客観的視点

経営者は日々の業務に追われ、自社の財務状況を客観的に見ることが難しい場合があります。特に資金繰りが厳しくなると、目の前の支払いに意識が向き、根本的な問題を見逃してしまうことも少なくありません。

 

エクステンドでは、第三者の専門家として客観的に財務分析を行います。また、財務諸表の「深読み」も重要です。表面的な数字だけでなく、資金繰りの実態、隠れた負債、将来のキャッシュフロー予測など、多角的な分析を行うことで、本質的な課題を浮き彫りにします。認定支援機関としての専門性があるからこそ、正確な診断が可能になります。

金融機関との交渉力

事業再生において、金融機関との関係構築は成否を分けるといっても過言ではありません。しかし、経営者が単独で銀行と交渉しても、なかなか理解を得られないケースが多いのが実情です。

 

エクステンドの強みは、金融機関紹介実績583社という豊富な経験に裏打ちされた交渉力です。銀行が何を重視し、どのような資料を求めているのかを熟知しているため、金融機関が納得できる形で再生計画を提示できます。

 

実際、私たちが支援したある製造業では、経営者が何度も銀行に融資を依頼しても断られ続けていました。しかし、私たちが実現可能な数値計画と具体的な改善施策を盛り込んだ資料を作成し、銀行担当者に説明したところ、わずか1か月で融資が実行されました。

 

また、リスケジュール中でも新規融資を獲得した事例も複数あります。通常、返済猶予中は新たな融資が難しいとされますが、認定支援機関である私たちが再生計画を策定し、金融機関に丁寧に説明することで、信頼を得て融資を引き出すことが可能になります。

実行支援による確実な再生

コンサルティング会社の中には、計画を作って終わりというところも少なくありません。しかし、計画は作っただけでは意味がなく、実行してこそ価値があるのです。

 

エクステンドでは、計画策定後の実行支援を重視しています。月次でのモニタリングを通じて進捗を確認し、計画とのズレがあれば早期に修正します。また、現場に入り込んだハンズオン支援も行います。

 

さらに、CFO業務委託として、日々の財務管理もサポートします。資金繰り表の作成、試算表の分析、銀行提出資料の準備など、財務の実務を代行することで、経営者は本業に集中できます。

経営者の精神的負担の軽減

資金繰りに悩む経営者は、孤独な戦いを強いられていることが多くあります。従業員や家族に心配をかけたくないという思いから、一人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。

 

エクステンドにご相談いただいた経営者の多くが、「話を聞いてもらえただけで気持ちが楽になった」とおっしゃいます。私たちは、経営者の良き相談相手として、財務面のサポートだけでなく、精神的な支えにもなりたいと考えています。

 

ある建設業の経営者は、資金繰りの悪化で夜も眠れない日々が続いていました。しかし、私たちが再生計画を立て、銀行との交渉を代行したことで、「先が見えてきた」と安堵されました。その後、経営者は前向きに事業に取り組めるようになり、わずか2年で正常取引に復帰しました。

 

また、無料相談では、短い時間でも、現状を整理し、解決策の方向性を提示します。「どうすればいいかわからない」という不安を抱えている経営者にとって、具体的な行動指針を得られることは大きな安心につながります。

 

経営の悩みを一人で抱え込まず、まずは私たちにご相談ください。これまで6,932社の面談相談を通じて培った経験をもとに、最善の解決策を一緒に見つけます。

事業再生コンサルタントの選び方【重要】

実績と専門性を確認する

事業再生コンサルタントを選ぶ際、最も重要なのは実績と専門性です。ホームページに「事業再生支援」と書いてあっても、実際の支援経験が乏しいケースもあります。

 

確認すべきポイントは以下の通りです。

 

確認項目 チェックポイント
支援実績数 具体的な数字が明示されているか(相談社数、契約社数など)
認定支援機関の資格 国が認定した経営革新等支援機関(認定支援機関)か
金融機関との関係 金融機関紹介実績や取引銀行数が明確か
業種の専門性 自社の業種での支援経験があるか
成功事例の開示 具体的な成功事例が公開されているか

 

エクステンドは、明確な実績を持っています。また、認定支援機関として国から認められており、金融機関からの信頼も厚いのが特徴です。

 

ある食品製造業の経営者は、「他のコンサルにも相談したが、実績が曖昧で不安だった。エクステンドは具体的な数字を示してくれたので安心できた」とおっしゃっていました。実績が明確であることは、信頼できるパートナー選びの第一歩です。

企業の方針に寄り添う姿勢があるか

コンサルタントの中には、一方的に自分の考えを押し付けるタイプもいます。しかし、企業にはそれぞれの歴史や経営理念があり、それを無視した提案では成功しません。

 

優れたコンサルタントは、経営者の想いや企業の方針に寄り添いながら、最適な解決策を一緒に考えます。エクステンドでは、初回のヒアリングに十分な時間をかけ、経営者が大切にしていること従業員をどう守りたいか将来どんな企業にしたいかを丁寧に聞き取ります。

 

たとえば、ある老舗の小売業では、経営者が「従業員を一人も解雇したくない」という強い想いを持っていました。私たちはその想いを尊重し、人員削減ではなく業務効率化と売上向上に焦点を当てた再生計画を策定しました。結果として、全員の雇用を守りながら黒字化を達成できました。

 

無料相談の際には、「このコンサルタントは自社の話を真剣に聞いてくれるか」「経営者に敬意を持って接しているか」をぜひ確認してください。共感と理解がなければ、良い再生計画は生まれません。

現場と深く関わるハンズオン支援の有無

事業再生では、計画を作るだけでなく、実行まで伴走することが不可欠です。しかし、一部のコンサルタントは計画書を渡して終わりというケースもあります。

 

エクステンドの強みは、ハンズオン型の実行支援です。計画策定後も、月次でのモニタリング、銀行への同行訪問、現場での業務改善支援など、現場に深く入り込んだサポートを行います。

 

また、CFO業務委託として、資金繰り表の作成や試算表の分析など、日常的な財務業務もサポートします。中小企業では財務の専門人材が不足していることも多く、このような実務支援が再生の成功率を高めます。

 

コンサルタントを選ぶ際は、「計画策定後もサポートしてくれるか」「現場に入って一緒に動いてくれるか」を必ず確認しましょう。

料金体系の透明性

コンサルティング費用は、企業にとって大きな負担になる可能性があります。そのため、料金体系が明確で納得できるかは重要なポイントです。

 

注意すべきは、契約前に料金が曖昧なケースです。「詳しくは契約後に」と言われたり、成果報酬の基準が不明確だったりする場合は要注意です。また、長期契約を前提としていて、途中解約ができない契約も避けるべきです。

 

エクステンドでは、無料相談の段階で、おおよその費用感をお伝えします。納得いただいてからの契約を大切にしているため、無理な営業は一切行いません。

 

ある卸売業の経営者は、「他社では見積もりが曖昧で不安だったが、エクステンドは最初から明確な料金を提示してくれたので安心できた」とおっしゃっていました。透明性のある料金体系は、信頼関係の基盤です。

無料相談の活用方法

多くの事業再生コンサルタントが無料相談を提供していますが、これをコンサルタントを見極める絶好の機会として活用しましょう。

 

無料相談で確認すべきポイントは以下の通りです。

 

  • 具体的なアドバイスがあるか:抽象的な話だけでなく、実践的な提案があるか
  • 話をしっかり聞いてくれるか:一方的に話すのではなく、企業の状況を丁寧にヒアリングするか
  • 実績や事例を示してくれるか:類似業種での成功事例を具体的に説明できるか
  • 無理な営業がないか:その場で契約を迫るようなことがないか

 

エクステンドの無料相談では、約60分で解決策を提示します。短い時間でも、現状を整理し、取るべきアクションの方向性を明確にします。これまで6,932社の面談を通じて培ったノウハウがあるからこそ、短時間でも質の高いアドバイスが可能です。

 

「まずは話を聞いてほしい」という段階でも、お気軽にご相談ください。相談したからといって契約する必要はありませんので、複数のコンサルタントを比較検討することをおすすめします。

エクステンドの事業再生支援の特徴

リスケ中でも対応可能な資金調達力

「リスケジュール中だから、もう新規融資は無理だ」——多くの経営者がそう諦めています。しかし、エクステンドでは、リスケ中でも新規融資を実現した実績が数多くあります。

 

通常、返済猶予中の企業が新たに融資を受けることは難しいとされています。しかし、実現可能な再生計画金融機関への丁寧な説明があれば、道は開けます。私たちは認定支援機関として、金融機関が納得できる形で計画を提示し、企業の再生可能性を証明します。

 

たとえば、ある建設業の企業では、コロナ禍で売上が激減し、リスケジュールを実施していました。しかし、新規受注が増えたことで運転資金が不足し、資金繰りが逼迫していました。私たちが受注実績と今後の売上見込みを詳細に分析し、3年間の事業計画を作成。金融機関に説明した結果、リスケ中にもかかわらず3,000万円の新規融資を獲得できました。

 

また、資本性劣後ローン信用保証協会付DDSなど、特殊な資金調達手法にも対応しています。金融機関紹介実績583社という経験があるからこそ、様々な資金調達の選択肢を提案できます。

金融機関紹介実績583社の信頼

エクステンドの大きな強みの一つが、金融機関との強固なネットワークです。これまで500社以上の企業を金融機関から紹介され、事業再生につなげてきました。

 

この実績は、単に数が多いだけではありません。金融機関からの信頼があるからこそ、私たちが推薦する企業は前向きに検討されます。銀行の担当者も「エクステンドが支援している企業なら安心」と評価してくださることが多く、これが融資実行の確率を高めています。

 

ある製造業の企業では、過去に複数の銀行から融資を断られていました。しかし、私たちが財務改善計画を作成し、取引のある金融機関に紹介したところ、わずか2週間で融資が決定しました。担当者は「エクステンドの計画書は具体的で信頼できる」と評価してくださいました。

 

また、融資取引銀行数のコントロールも得意としています。取引銀行が多すぎると管理コストが増え、少なすぎるとリスク分散ができません。私たちは、企業の規模や業種に応じて最適な取引銀行数を提案し、金利や手数料の削減も実現しています。

60分で解決策を提示する実践的アプローチ

エクステンドの無料相談では、60分という短時間で解決策を提示します。これは、これまで6,932社の面談を通じて培ってきた経験があるからこそ可能です。

 

「無料相談」と聞くと、軽いヒアリングだけで終わるイメージがあるかもしれません。しかし、私たちは、経営者の貴重な時間を無駄にしないことを大切にしています。そのため、短時間でも実践的で具体的なアドバイスを行います。

 

たとえば、ある小売業の経営者は、「何から手を付ければいいかわからない」という状態でした。60分の相談の中で、私たちは財務状況を簡易的に分析し、「まずは在庫を削減して資金を確保すること」「その上で取引銀行と返済条件を相談すること」という優先順位付きのアクションプランを提示しました。経営者は「頭の中が整理できた」と喜ばれ、その後正式に契約していただきました。

 

もちろん、短時間ですべての問題を解決できるわけではありません。しかし、今すぐ取るべき行動が明確になるだけでも、経営者にとっては大きな一歩です。「相談してよかった」と思っていただけるよう、全力でサポートします。

経営者保証解除の実績

多くの中小企業では、経営者が個人保証担保提供を行っています。これが経営者にとって大きな精神的負担となり、事業承継の障害にもなっています。

 

エクステンドでは、経営者保証の解除にも力を入れています。ガイドラインに基づいた適切な手続きと、金融機関への説得力ある説明により、保証解除を実現しています。

 

ある運送業の企業では、経営者が自宅を担保に入れており、「このままでは家族に迷惑をかけてしまう」と悩んでいました。私たちが事業の収益性改善と財務体質の強化を支援し、3年間の計画的な取り組みを実施しました。その結果、金融機関から「経営が安定してきた」と評価され、経営者の自宅担保を解除することに成功しました。

 

また、一部解除から段階的に進めるアプローチも取ります。いきなり全ての保証を解除するのは難しくても、まずは一部を解除し、数年後に完全解除を目指すという計画を立てることで、経営者の負担を徐々に軽減していきます。

CFO業務委託による継続支援

中小企業では、財務の専門人材が不足しているケースが多くあります。経理担当者はいても、戦略的な財務管理までは手が回らないという企業も少なくありません。

 

エクステンドでは、CFO業務委託として、企業の財務部門を包括的にサポートします。具体的には、以下のような業務を代行・支援します。

 

業務内容 具体例
資金繰り管理 資金繰り表の作成、キャッシュフロー予測、入出金管理
予算管理 年次・月次予算の策定、予実管理、差異分析
金融機関対応 試算表の説明資料作成、融資申込サポート、銀行訪問同行
経営計画策定 中期経営計画の作成、事業計画の数値化、KPI設定
財務分析 月次での財務分析、改善提案、経営会議での報告

 

ある卸売業の企業では、CFO業務委託により月次での財務分析体制を構築しました。これにより、売上や利益の動向を迅速に把握でき、早期に対策を打てるようになりました。結果として、赤字月をゼロにすることに成功しました。

 

また、銀行に提出する試算表の見せ方もアドバイスします。同じ数字でも、説明の仕方次第で金融機関の評価は変わります。銀行が評価する資料作りをサポートすることで、融資を受けやすい体制を整えます。

 

CFO業務委託は、事業再生後も継続してご利用いただけます。再生を成功させた後も、健全な財務体質を維持するために、私たちがパートナーとして伴走します。

事業再生の成功事例

リスケ中でも新規融資を獲得したケース

東京都内で建設業を営むA社は、コロナ禍で売上が急減し、3つの金融機関でリスケジュールを実施していました。しかし、大型案件を受注したことで運転資金が不足し、材料費の支払いができない状況に陥りました。

 

A社の経営者は「リスケ中だから、どこの銀行も相手にしてくれない」と諦めかけていましたが、エクステンドにご相談いただきました。私たちはまず、受注案件の実態を詳細に調査しました。契約書、工程表、今後の入金予定を確認し、この案件が確実に利益を生むことを数値で証明しました。

 

その上で、向こう3年間の事業計画を作成しました。受注済み案件の利益予測、既存顧客からの継続受注見込み、コスト削減策を盛り込み、リスケからの正常取引復帰スケジュールも明示しました。

 

この計画を持って、私たちが金融機関に同行訪問し、丁寧に説明を行いました。その結果、リスケ中にもかかわらず2,500万円の新規融資を獲得できました。A社は無事に材料を仕入れ、工事を完成させ、その後は計画通りに返済を続けています。現在は正常取引に復帰し、プロパー融資も受けられるようになりました。

経営者保証を解除した事例

神奈川県で運送業を営むB社の経営者は、自宅と土地を担保に入れていました。「万が一、会社が倒産したら家族が路頭に迷う」という不安を抱え、夜も眠れない日々が続いていました。

 

エクステンドでは、まず経営者保証ガイドラインに基づいた保証解除の可能性を検討しました。B社は赤字ではありませんでしたが、自己資本比率が低く、財務体質に課題がありました。

 

そこで、3年間の財務改善計画を策定しました。具体的には、利益率の高い長距離輸送に特化し、不採算ルートから撤退。また、車両の適正配置により燃料費を削減。これらの施策により、営業利益率を5%から8%に向上させました。

 

同時に、内部留保を積み上げ、自己資本比率を改善しました。2年目には経営者保証ガイドラインの要件をクリアし、金融機関と交渉を開始。最初は担保の一部解除から始め、3年目には自宅と土地の担保を完全に解除することに成功しました。

 

経営者は「肩の荷が下りた。これで安心して事業承継の準備もできる」と涙を流して喜ばれました。現在は、後継者である息子さんと一緒に、さらなる事業拡大に取り組んでいます。

保証協会付きからプロパー融資へ転換した事例

埼玉県で製造業を営むC社は、信用保証協会付きの融資しか受けられない状況でした。保証料の負担が重く、「いつになったらプロパー融資を受けられるのか」と悩んでいました。

 

エクステンドでは、銀行がプロパー融資を出す基準を分析しました。一般的に、銀行は債務償還年数、自己資本比率、営業利益率などを重視します。C社の場合、売上は安定していましたが、利益率が低いことが課題でした。

 

そこで、原価管理の徹底と値上げ交渉を支援しました。まず、製品ごとの原価を正確に把握し、赤字商品を特定。一部商品は値上げ交渉を行い、受け入れられない取引先とは取引を縮小しました。また、材料の一括仕入れによりコストを削減しました。

 

これらの施策により、営業利益率が3%から7%に改善しました。同時に、毎月の試算表を銀行に提出し、改善状況を報告し続けました。1年後、銀行から「財務内容が改善されてきた」と評価され、初めてのプロパー融資1,000万円を獲得しました。

 

現在、C社は保証協会付き融資とプロパー融資を組み合わせて資金調達を行っており、保証料負担も軽減されています。経営者は「エクステンドのおかげで、銀行に応援される会社になれた」とおっしゃっています。

赤字企業が黒字化した事例

千葉県で飲食業を営むD社は、3期連続の赤字で、純資産がマイナスの債務超過状態でした。「このままでは倒産するしかない」と経営者は追い詰められていました。

 

エクステンドでは、まず赤字の根本原因を徹底的に分析しました。決算書を詳しく見ると、人件費率が50%を超えており、明らかに高すぎることがわかりました。また、食材ロスも多く、仕入れ管理に問題がありました。

 

そこで、以下の改善策を実施しました。

 

  • シフト管理の最適化:客数予測に基づいた適正な人員配置により、人件費率を40%に削減
  • メニューの絞り込み:人気メニューに集中し、調理効率を向上。食材ロスも削減
  • 仕入れ先の見直し:複数の仕入れ先から相見積もりを取り、食材費を10%削減
  • 客単価の向上:セットメニューの導入により、客単価を15%アップ

 

さらに、月次での進捗管理を徹底しました。毎月、売上・コスト・利益を確認し、計画とのズレがあればすぐに対策を打ちました。私たちが現場に定期的に訪問し、スタッフとも直接話をすることで、改善施策が確実に実行されました。

 

その結果、わずか8か月で黒字化を達成しました。現在は、2店舗目の出店も検討しており、銀行からも「成長企業」として評価されています。経営者は「諦めなくてよかった。エクステンドに相談して本当によかった」と何度もおっしゃっていました。

 

これらの事例は、すべて実際にエクステンドが支援した企業の実績です。あなたの会社も、必ず再生できる可能性があります。まずは無料相談で、現状をお聞かせください。下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

 

資金繰り・資金調達など財務でお困りの方は「無料相談」をご利用下さい。

 

無料相談受付

事業再生コンサルタントの費用相場

料金体系の種類(成果報酬型・顧問契約型)

事業再生コンサルタントの料金体系は、大きく分けて成果報酬型顧問契約型の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、企業の状況によって最適な形態は異なります。

 

料金体系 特徴 メリット デメリット
成果報酬型 融資獲得額や削減額の一定割合を報酬とする 初期費用が抑えられる、成果が出なければ費用負担が少ない 成果が大きいと報酬も高額になる、成果の定義が曖昧な場合がある
顧問契約型 月額固定料金で継続的にサポート 費用が明確、継続的な支援が受けられる 毎月の費用負担がある、短期間での解決には割高
スポット契約型 特定業務ごとに料金を設定 必要な部分だけ依頼できる 継続支援がない、トータルでは割高になることも

 

エクステンドでは、企業の状況に応じて柔軟な料金体系を提案しています。たとえば、資金繰りが厳しい企業には初期費用を抑えた成果報酬型を、継続的な財務改善が必要な企業には顧問契約型をおすすめすることもあります。重要なのは、企業の負担にならない形でサポートすることです。

一般的な費用相場

事業再生コンサルタントの費用は、企業の規模支援内容コンサルタントの専門性によって大きく異なります。一般的な相場感は以下の通りです。

 

  • 初回相談料:無料~5万円程度(多くの会社が無料相談を実施)
  • 再生計画策定:30万円~100万円程度
  • 金融機関交渉サポート:20万円~50万円程度
  • 月額顧問料:10万円~30万円程度(企業規模や支援範囲による)
  • 成果報酬:融資獲得額の3~10%、削減額の10~30%など

 

たとえば、年商5億円の中小企業が再生計画策定から金融機関交渉、実行支援まで依頼する場合、初期費用50万円+月額顧問料10万円程度が一つの目安です。ただし、これはあくまで一般的な相場であり、企業の状況によって変わります。

 

注意すべきは、安ければ良いというものではない点です。事業再生は企業の命運を左右する重要な局面です。料金が安くても、実績がなかったり、計画だけ作って実行支援がなかったりするコンサルタントでは、結果的に時間とお金を無駄にしてしまいます。

 

エクステンドでは、無料相談の段階で、おおよその費用感をお伝えします。隠れた費用は一切なく、契約前に料金体系を明確にご説明しますので、安心してご相談ください。

エクステンドの料金体系

エクステンドでは、企業の負担にならない料金設定を心がけています。資金繰りが厳しい企業に対して、高額な初期費用を求めることはしません。

 

具体的な料金体系は、企業の状況やご要望に応じてカスタマイズしますが、基本的な考え方は以下の通りです。

 

  • 初回相談は完全無料:無料相談で、現状分析と解決策の方向性を提示
  • 成果報酬型と顧問契約型を併用:初期費用を抑え、成果に応じた報酬と月額サポートを組み合わせる
  • 途中解約も可能:長期縛りの契約は行わず、納得いかなければいつでも解約できる

 

また、費用対効果を常に意識しています。コンサルティング費用以上の価値を提供できなければ意味がありません。融資獲得、コスト削減、売上向上など、目に見える成果を出すことで、費用以上のリターンを実現します。

費用対効果の考え方

「コンサルタント費用は高い」と感じる経営者もいるかもしれません。しかし、費用対効果で考えると、実は非常に価値のある投資です。

 

たとえば、月額15万円の顧問料を1年間支払うと180万円です。一見高く感じるかもしれません。しかし、私たちのサポートで以下のような成果が得られたらどうでしょうか。

 

  • 新規融資2,000万円を獲得:資金繰りが安定し、事業を継続できる
  • 月々の返済額を20万円削減:年間240万円のキャッシュフロー改善
  • コスト削減で年間300万円の利益改善:無駄なコストを見直し
  • 売上向上施策で年間500万円の増収:新規顧客開拓や商品改善

 

これらの成果が得られれば、180万円の投資に対して、数倍のリターンが得られます。実際、エクステンドが支援した企業の多くが、コンサルティング費用の5倍以上の効果を実感しています。

 

また、倒産を回避できる価値も忘れてはいけません。事業再生コンサルタントに依頼することで倒産を避けられれば、従業員の雇用、取引先との関係、経営者の個人保証など、お金では測れない価値を守ることができます。

 

ある運送業の経営者は、「最初は費用が高いと思ったが、倒産していたら全てを失っていた。今思えば、エクステンドへの支払いは最高の投資だった」とおっしゃっていました。

 

費用について不安がある方は、無料相談でご相談ください。具体的な費用感と、どのような成果が期待できるかを丁寧にご説明します。納得いただいてからの契約ですので、安心してお問い合わせください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

 

資金繰り・資金調達など財務でお困りの方は「無料相談」をご利用下さい。

 

無料相談受付

事業再生でよくある失敗とその対策

相談が遅すぎるケース

事業再生の現場で最も多い失敗が、相談のタイミングが遅すぎることです。「まだ大丈夫」「もう少し自分で頑張ってみよう」と先延ばしにした結果、打てる手が限られてしまうケースを数多く見てきました。

 

ある小売業の経営者は、資金繰りが悪化してから1年以上も一人で悩み続けていました。エクステンドにご相談いただいた時には、すでに買掛金の支払いが3か月遅延し、手形の不渡りが目前という状況でした。取引先からの信用も失われており、再生の選択肢が極めて限られていました。

 

もし半年早く相談していただければ、リスケジュールと新規融資で立て直せた可能性が高かったのです。しかし、相談が遅れたことで、最終的には事業譲渡という選択をせざるを得ませんでした。

 

資金繰りが厳しいと感じたら、すぐに専門家に相談することが重要です。具体的には、以下のような兆候があれば、迷わず相談してください。

 

  • 月末の支払いに不安を感じるようになった
  • 銀行の返済が重いと感じ始めた
  • 税金や社会保険の支払いを後回しにしている
  • 赤字が2期以上続いている
  • 融資を断られた、または保証協会付きでしか借りられない

 

エクステンドの無料相談は、まだ深刻な状況になる前の段階でも利用できます。早めの相談が、より多くの選択肢を確保することにつながります。

コンサルタント選びを間違えるケース

「事業再生コンサルタントに依頼したのに、状況が改善しなかった」という相談も少なくありません。その原因の多くは、コンサルタント選びを間違えたことにあります。

 

よくある失敗パターンは以下の通りです。

 

失敗パターン 結果 対策
実績が不明確なコンサルタント 机上の空論のような計画書だけで終わる 具体的な実績数値を確認する
計画策定だけで実行支援がない 計画を渡されただけで放置される ハンズオン支援の有無を確認
金融機関との関係が薄い 融資交渉がうまくいかない 金融機関紹介実績を確認
一方的に提案を押し付ける 経営者の想いと合わず実行できない 初回相談で相性を確認
料金体系が不透明 後から追加費用を請求される 契約前に料金を明確に確認

 

ある製造業の経営者は、以前別のコンサルタントに依頼したことがありました。しかし、高額な費用を支払ったにもかかわらず、計画書を渡されただけで、その後のフォローが一切ありませんでした。結局、計画は実行されず、状況は改善しませんでした。

 

その後、エクステンドにご相談いただき、月次でのモニタリング現場に入った実行支援を行いました。その結果、1年で黒字化を達成できました。経営者は「最初からエクステンドに相談していれば、時間もお金も無駄にせずに済んだ」とおっしゃっていました。

 

コンサルタント選びは、複数社を比較検討することをおすすめします。無料相談を活用し、実績、支援内容、料金、相性などを総合的に判断してください。

経営改善計画が実行されないケース

どんなに優れた経営改善計画を作っても、実行されなければ意味がありません。しかし、計画倒れに終わるケースは少なくありません。

 

計画が実行されない主な理由は以下の通りです。

 

  • 計画が現実的でない:達成不可能な目標では、現場のモチベーションが上がらない
  • 経営者のコミットメントが弱い:経営者自身が本気で取り組まなければ、従業員も動かない
  • 進捗管理の仕組みがない:誰が、いつ、何をするかが明確でないと、実行が進まない
  • 現場の理解が得られていない:従業員が計画の意義を理解していないと、協力が得られない

 

エクステンドでは、実行可能な計画を重視しています。過去のデータや業界動向を踏まえ、無理のない目標設定を行います。また、月次でのモニタリングを通じて、進捗を確認し、必要に応じて計画を修正します。

 

ある卸売業の企業では、売上向上計画を立てましたが、なかなか実行が進みませんでした。そこで私たちが月1回の定例会議を設定し、営業担当者も含めて進捗を確認する仕組みを作りました。また、小さな成功体験を積み重ねることで、現場のモチベーションを高めました。その結果、計画通りに売上が向上し、半年で前年比110%を達成しました。

 

計画を絵に描いた餅にしないためには、実行支援まで行うコンサルタントを選ぶことが重要です。

金融機関との関係悪化

事業再生において、金融機関との信頼関係は極めて重要です。しかし、対応を誤ると関係が悪化し、再生が困難になるケースもあります。

 

よくある失敗例は以下の通りです。

 

  • 報告・連絡が遅れる:業績悪化を隠そうとして、銀行への報告が遅れる
  • 試算表を提出しない:「見せたくない」と思って提出を怠る
  • 一方的にリスケを要求:事前の相談なく、突然返済猶予を求める
  • 複数の銀行に異なる説明をする:情報が食い違い、信用を失う
  • 約束を守らない:改善計画で約束したことを実行しない

 

ある建設業の企業は、業績が悪化しているにもかかわらず、銀行に何も報告しませんでした。銀行は決算書を見て初めて状況を知り、「なぜ早く相談してくれなかったのか」と信頼を失ってしまいました。その後の融資交渉も難航しました。

 

エクステンドでは、銀行との関係構築を重視しています。定期的に試算表を提出し、改善状況を報告することで、銀行からの信頼を得ます。また、複数の金融機関がある場合はバンクミーティングを開催し、全行に同じ情報を共有することで、透明性を確保します。

 

金融機関は敵ではなく、再生のパートナーです。誠実に向き合うことで、協力を得られます。金融機関との関係に不安がある方は、ぜひ私たちにご相談ください。認定支援機関として、適切な対応をサポートします。

事業再生コンサルタントに求められるスキル

財務分析・会計の知識

事業再生コンサルタントにとって、財務分析と会計の知識は最も基礎となるスキルです。決算書を正確に読み解き、企業の財務状況を把握できなければ、適切な再生計画は立てられません。

 

エクステンドのコンサルタントは、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を多角的に分析します。たとえば、ある製造業の企業では、決算書上は利益が出ているのに資金繰りが苦しいという状況でした。詳しく調べると、売掛金の回収サイトが長すぎることと、在庫が過剰であることが判明しました。このように、表面的な数字だけでなく、隠れた問題を見抜く力が求められます。

 

また、資金繰り表の作成も重要なスキルです。月次のキャッシュフローを予測し、どのタイミングで資金が不足するかを事前に把握することで、早めの対策が可能になります。私たちは企業の過去データをもとに、3か月先、半年先の資金繰りを予測し、必要な融資額や返済計画を提案します。

 

さらに、税務の知識も欠かせません。節税対策や税制優遇措置を活用することで、企業の負担を軽減できます。エクステンドは認定支援機関として、補助金や助成金の申請サポートも行っており、資金調達の選択肢を広げています。

再建計画の構築力

財務分析で問題を特定した後、実現可能な再建計画を構築する力が求められます。単に理想を描くのではなく、現実的で実行可能な計画を立てることが重要です。

 

エクステンドが作成する再建計画の特徴は、具体性と実現可能性です。たとえば、「売上を30%増やす」という抽象的な目標ではなく、「既存顧客への訪問頻度を月1回から月2回に増やし、売上を10%増やす」「新規顧客を月3社開拓し、売上を15%増やす」といった具体的なアクションプランを盛り込みます。

 

また、数値計画の根拠も明確にします。過去のデータ、業界平均、競合分析などをもとに、「なぜこの数字が達成できるのか」を説明できなければ、金融機関の理解は得られません。ある運送業の企業では、過去3年間の燃料費データを分析し、配送ルートの最適化により「月15万円の削減が可能」と根拠を示しました。金融機関はこの具体性を評価し、融資を実行してくれました。

 

さらに、複数のシナリオを用意することも重要です。楽観シナリオ、標準シナリオ、悲観シナリオの3パターンを作成し、最悪の場合でも対応できる計画を立てます。これにより、金融機関は「リスクを考慮している」と安心できます。

対話力・交渉力

事業再生では、経営者、従業員、金融機関、取引先など、多様な関係者との対話が不可欠です。そのため、高度なコミュニケーション能力と交渉力が求められます。

 

特に重要なのが、金融機関との交渉です。銀行の担当者は、リスクを避けたいと考えています。そのため、「この企業なら再生できる」と納得してもらうための説得力が必要です。エクステンドでは、データに基づいた論理的な説明と、経営者の熱意を伝える感情的な訴えを組み合わせて交渉します。

 

ある小売業の企業では、銀行が追加融資に難色を示していました。そこで私たちは、新店舗の収支計画を詳細に作成し、「初月から黒字化できる」というシミュレーションを提示しました。さらに、経営者の「従業員の雇用を守りたい」という想いも伝えました。その結果、銀行は「支援する価値がある」と判断し、融資を実行してくれました。

 

また、経営者や従業員との対話も重要です。再生計画には痛みを伴う施策も含まれることがあります。コスト削減、人員配置の見直し、不採算事業からの撤退など、現場の理解がなければ実行できません。私たちは、一方的に指示するのではなく、なぜこの施策が必要なのかを丁寧に説明し、納得してもらうことを大切にしています。

経営者との信頼関係構築力

事業再生を成功させるには、経営者との信頼関係が不可欠です。どんなに優れた計画を作っても、経営者が本気で取り組まなければ、再生は実現しません。

 

エクステンドでは、初回の面談から経営者の話を丁寧に聞くことを大切にしています。経営者が何に悩み、何を守りたいのか、どんな将来を描いているのかを理解することで、その企業に最適な再生計画を立てられます。

 

ある飲食業の経営者は、「従業員を一人も解雇したくない」という強い想いを持っていました。私たちはその想いを尊重し、人員削減ではなく、業務効率化と売上向上に焦点を当てた計画を作成しました。経営者は「自分の想いを理解してくれた」と信頼してくださり、その後の計画実行もスムーズに進みました。

 

また、経営者の精神的なサポートも重要です。資金繰りに悩む経営者は、孤独を感じていることが多くあります。「誰にも相談できない」「家族にも心配をかけたくない」と一人で抱え込んでしまうのです。

 

エクステンドでは、経営者の良き相談相手として、財務面だけでなく、精神面でもサポートします。ある建設業の経営者は、「夜も眠れない日々が続いていたが、エクステンドに相談してから気持ちが楽になった」とおっしゃっていました。経営者が前向きになれる環境を作ることが、再生の第一歩です。

 

信頼関係は一朝一夕には築けません。しかし、誠実に向き合い、約束を守り、結果を出すことで、深い信頼が生まれます。エクステンドは、これまで1,957社の顧問契約を通じて、多くの経営者との信頼関係を築いてきました。あなたも、まずは無料相談で、私たちと話をしてみませんか。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

 

資金繰り・資金調達など財務でお困りの方は「無料相談」をご利用下さい。

 

無料相談受付

よくある質問(FAQ)

Q1. 事業再生コンサルタントへの相談はいつすべき?

結論から言えば、「少しでも不安を感じたら、すぐに相談すべき」です。早ければ早いほど、選択肢は広がります。

 

具体的には、以下のような状況になったら、迷わず相談してください。

 

  • 月末の支払いに不安を感じるようになった
  • 銀行からの融資が受けられなくなった
  • 返済額が売上の10%以上を占めている
  • 赤字が2期以上続いている
  • 税金や社会保険を滞納している
  • 従業員の給料支払いに不安がある

 

エクステンドにご相談いただく企業の中には、「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃる方が多くいます。資金繰りが完全に止まってからでは、打てる手が限られてしまいます。

 

無料相談は、深刻な状況でなくても利用できます。「ちょっと心配」という段階でも、お気軽にご相談ください。

Q2. リスケジュール中でも相談できる?

はい、リスケジュール中でも相談可能です。むしろ、リスケ中だからこそ、専門家のサポートが必要です。

 

エクステンドでは、リスケ中の企業を数多く支援してきました。リスケジュール中でも、適切な再生計画と金融機関への説明があれば、新規融資を獲得したり、正常取引に復帰したりすることは十分可能です。

 

リスケジュール中の企業は、「もう銀行は相手にしてくれない」と諦めがちですが、それは誤解です。実現可能な計画と誠実な対応があれば、金融機関は協力してくれます。

 

リスケ中だからこそ、認定支援機関であるエクステンドにご相談ください。金融機関との橋渡し役として、最善の道を一緒に考えます。

Q3. 相談費用はかかる?

初回相談は完全無料です。費用は一切かかりません。

 

エクステンドの無料相談では、60分という短時間でも、現状分析と解決策の方向性を提示します。「相談したら契約しなければいけないのでは」と心配される方もいますが、そのようなことは一切ありません。

 

無料相談だけで終わっても構いません。実際、相談後に「自社で対応できそうだ」と判断され、契約されなかった企業もあります。それでも、私たちは誠実にアドバイスを提供します。

 

また、本格的な支援を依頼する場合の費用についても、無料相談の段階で明確に説明します。料金体系は透明で、隠れた費用は一切ありません。納得いただいてからの契約ですので、安心してご相談ください。

 

ある小売業の経営者は、「他社では相談だけで5万円かかったが、エクステンドは無料で具体的なアドバイスをくれた」と驚かれていました。私たちは、まずは経営者の悩みを聞くことを大切にしています。

Q4. どのくらいの期間で再生できる?

再生にかかる期間は、企業の状況や目指すゴールによって大きく異なります。一般的には、半年から3年程度が目安です。

 

再生のゴール 期間の目安 具体例
資金繰りの安定 3~6か月 融資獲得、リスケジュールによる返済負担軽減
黒字化 6か月~1年 コスト削減、売上向上施策の実施
債務超過の解消 2~3年 利益を積み上げて自己資本を改善
正常取引への復帰 1~3年 リスケから計画通りの返済に戻る
経営者保証の解除 2~5年 財務体質改善と金融機関との交渉

 

たとえば、資金繰りがひっ迫している企業では、まず3か月以内に融資を獲得し、資金繰りを安定させることを最優先します。その後、コスト削減や売上向上施策により、半年から1年で黒字化を目指します。

 

エクステンドが支援したある飲食業では、8か月で黒字化を達成しました。また、ある運送業では、3年かけて経営者保証を解除しました。企業ごとに状況は異なりますので、無料相談で具体的な期間の目安をお伝えします。

Q5. 秘密は守られる?

はい、秘密は厳守します。エクステンドでは、守秘義務を徹底しており、相談内容が外部に漏れることは一切ありません。

 

経営者にとって、資金繰りの悩みは非常にデリケートな問題です。「取引先に知られたら取引を停止されるかもしれない」「従業員に知られたら不安を与えてしまう」という心配があるのは当然です。

 

私たちは、契約前に守秘義務契約を締結します。また、銀行訪問や取引先との交渉においても、必要最小限の情報開示にとどめ、企業の信用を守ります。

 

ある卸売業の経営者は、「業界が狭いので、コンサルに相談していることが知られるのが怖かった」とおっしゃっていました。しかし、私たちが徹底した守秘義務を約束したことで、安心してご相談いただけました。実際、支援期間中も一切情報が漏れることはなく、無事に再生を果たしました。

 

安心してご相談ください。あなたの悩みは、私たちだけが共有します。

まとめ:事業再生を成功させるために

早期相談の重要性

本記事を通じて、何度もお伝えしてきたことがあります。それは、事業再生は早ければ早いほど選択肢が広がるということです。

 

資金繰りに不安を感じたとき、多くの経営者は「もう少し頑張ってみよう」「なんとか自力で乗り越えよう」と考えます。その気持ちは理解できます。しかし、問題を先送りにすればするほど、状況は悪化し、打てる手は限られていきます。

 

エクステンドにご相談いただいた企業の中で、早期に相談された企業ほど、再生が順調に進んでいます。たとえば、まだ支払い遅延が発生していない段階で相談された製造業は、リスケジュールせずに新規融資を獲得し、わずか半年で黒字化しました。一方、手形不渡り寸前で相談された企業は、選択肢が限られ、厳しい決断を迫られることになりました。

 

「少しでも不安を感じたら、すぐに相談する」——これが事業再生成功の第一歩です。無料相談は、深刻な状況でなくても利用できます。「ちょっと心配」という段階でも、お気軽にご連絡ください。

信頼できるパートナー選び

事業再生を成功させるには、信頼できるパートナー選びが極めて重要です。コンサルタントは、企業の未来を左右する重要な存在だからです。

 

パートナー選びで確認すべきポイントを改めて整理します。

 

  • 実績が明確か:具体的な数字で実績が示されているか
  • 認定支援機関か:国が認定した専門機関であるか
  • 金融機関との関係:銀行との交渉実績があるか
  • ハンズオン支援の有無:計画策定だけでなく実行支援まで行うか
  • 企業の想いに寄り添うか:経営者の話を丁寧に聞いてくれるか
  • 料金体系が明確か:契約前に費用を明示してくれるか

 

エクステンドは、面談相談社数6,932社、顧問契約累計1,957社、金融機関紹介実績583社という明確な実績を持っています。また、認定支援機関として国から認められており、金融機関からの信頼も厚いのが特徴です。

 

さらに、計画策定後の実行支援を重視しています。月次でのモニタリング、銀行への同行訪問、現場での業務改善支援など、現場に深く入り込んだサポートを提供します。また、CFO業務委託として、日々の財務管理もサポートできます。

エクステンドの無料相談について

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後に、エクステンドの無料相談についてご案内します。

 

エクステンドの無料相談は、60分で解決策を提示します。これまで6,932社の面談を通じて培った経験があるからこそ、短時間でも実践的なアドバイスが可能です。

 

無料相談で得られること:

 

  • 現状の客観的な分析:財務状況を第三者の視点で評価
  • 問題の本質の特定:何が経営を圧迫しているのかを明確化
  • 解決策の方向性:どのような対策が有効かを提示
  • 優先順位付きのアクションプラン:まず何をすべきかを明確化
  • おおよその費用感:本格的に依頼する場合の料金目安

 

相談方法は、対面、電話、オンラインから選べます。全国どこからでもご相談可能です。

 

「資金繰りが厳しい」「銀行からの融資が受けられない」「このままでは倒産してしまうかもしれない」——そんな不安を抱えている経営者の方、一人で悩まないでください。まずは私たちに話を聞かせてください

 

エクステンドは、これまで多くの企業を再生に導いてきました。リスケジュール中でも新規融資を実現したり、経営者保証を解除したり、赤字企業を黒字化したり——数多くの成功事例があります。あなたの会社も、必ず再生できる可能性があります。

 

毎月30社以上のご相談をいただいており、枠が埋まりやすい状況です。お早めにお問い合わせください。

 

認定支援機関として、金融機関との橋渡し実現可能な再生計画の策定継続的な実行支援まで、トータルでサポートします。経営者の良き相談相手として、最善の道を一緒に見つけましょう。

 

事業再生は、決して一人で戦うものではありません。信頼できるパートナーと共に、明るい未来を取り戻しましょう

 

エクステンドでは、経営者様からの無料相談を受け付けています。資金調達、銀行返済・資金繰りなどの財務でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

金融機関紹介実績No1
支援機関
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • オンラインショップ
  • 会社概要
無料相談のお申し込み

一人で悩む経営者へ
後悔しない決断を一緒に見つけましょう