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銀行が目指すべき姿を、聞いてみよう

2017年4月5日号 「銀行とのつきあい方」

 

早いもので、もう4月。
多くの会社は決算を越え、新たな期に入っていることでしょう。

 

前期はいかがでしたでしょうか?
今期はどのような目標になりますか?
より明るい兆しは見えますでしょうか?

 

皆様が、より明るい期を迎えられていますように!

ちなみに、銀行ではどうなっているでしょうか?

 

銀行が目指すべき姿を、聞いてみよう

 

銀行では3月末に決算を迎え、大きな人事異動も起こりますが、
新しい期の目標が各支店に伝わり、担当者の目標が設定される迄には
結構時間がかかります。

 

時にはゴールデンウィーク前後から、5月中旬以降になることも。

 

大きな組織なだけに、細かい調整や割り振りを行うのに
手間ひまを要する訳ですが…、

 

これから始まる期は、

 

・事業性評価が本格化する期

 

・金融仲介機能のベンチマークにより、金融庁から銀行へ新たな監督体系が構築される期

 

・銀行が、ゼロ金利政策によって利ざやが確保できないことから新たな収益モデルを組み立てないと、将来的に経営が立ち行かなくなることが明らかになっている期

 

であるため、銀行も自らの将来像を提示していく
重要な期になります。

 

一部の銀行は動き出している

 

 

既に明らかになっている、銀行の新たな取組みは

 

・営業担当者の数字ノルマを解消し、提案内容の評価をする

 

・事業性評価に基づく融資の件数、金額を評価する

 

・銀行から、顧客の格付けや評価内容を開示し、
 「銀行の支援方針」を明確に伝える

 

・ヒアリングシートの活用による、強みや課題の抽出と提案

 

等が挙がっています。
どこまでできるのか?という議論もありますが
一歩一歩、新しい取組みに向かっているとは言えるのでしょう。

 

だから、目の前の銀行員に聞いてみよう

 

今後の銀行は、地域性や銀行自身の状況により、それぞれの
銀行の特色が出てきます。
なにしろ、金融庁から
「それぞれの銀行自身が、自らの目標と取組みを事前に開示し、
 その達成に向かって仕事をするように」
求められているのですから。

 

ですから、4月になったら折を見て、

 

「あなたの銀行は、これからどうやっていくの?」

 

という質問は、してよいのです。
銀行が担当者を通じて、どのように融資その他の事業を行うのか
また、担当者自身が、銀行員としてどのように取り組むつもりか
それによって、経営者や企業側も対応を変えていく

 

そんな世の中になるのでしょう。
見られているのは、企業だけではありません。
銀行だって、同じであるべきなのです。

 

執筆:今野 洋之

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