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経営者は腹をくくれ

最近、銀行融資の話が続いたので、今回はテーマを変えて

「銀行から資金調達ができず、資金繰りが苦しい場合にどうしたらよいか。」

にします。

そのような場合、絶対にだめなのは、金利が10数%もする商工ローンやヤミ金から借りること。

高い金利で借りて低い金利の銀行融資を返済することになり、なんの意味もありません。

次に、会社に関係のない第三者を保証人にしてまでお金を借りようとすること。

迷惑をかける人を増やしていくだけです。

そして、買掛金や給料の支払いを遅らせようとすること。

最終的にはやむをえないとしても、それはあくまで最終手段として考えましょう。

何をすべきか。

資金繰りを円滑にまわしていくにはどうすればよいか、それを考えることが優先順位としては一番になります。

そのために、すぐにできる手段があります。

それは、リスケジュール。つまり、銀行に融資の返済を緩和してもらうことです。

毎月の返済金額が100万円あるのなら、それを5万円にしてもらうよう、銀行と交渉します。

ただ・・・

このリスケジュール、経営者としてはその決断に、勇気がいることでしょう。

あたりまえです。世の経営者の99%は、このような交渉をした経験がないのですから。

しかし、業績の悪さから、銀行から融資は受けられません。

どうします?

企業の資金繰りの、究極の状況ですよ。この場面は。

商工ローンやヤミ金から借りたり、会社に関係ない第三者保証人をつけてまで借りようとしたり、買掛金や給料の支払いを延ばしてもらったりする前に、銀行にリスケジュール交渉をするべきです。

生きるか死ぬかの瀬戸際なのです。経営者は腹をくくるべきでしょう。

しかし・・・

決断を後にしようとする経営者がいます。

私たち専門家や、顧問税理士などから

「リスケジュールを行うべき」

という助言があっても、決断できないのです。

専門家から見て、どう見てもリスケジュールしかない場合。

リスケジュールで一気に資金繰りが改善し、会社の再生に向けて進めていくことができる場合。

それでも、決断できない経営者は、腹をくくらず商工ローンやヤミ金に走ります。

これは、もう経営者の決断しかないです。誰が決断してくれるでもなく、経営者だけです。決断できるのは。

経営者では決断ができず、危機意識がない他の役員に聞いてみて「もう少し様子を見よう」と言われ、何の手立てもとらず、資金繰りが破綻してしまった企業。

5社や10社のコンサルタント会社で相談してどこからも「リスケジュールしかないですね。」と言われても、どこかで「究極の裏技があるだろう。」とさまよい続ける経営者。

私が、今まで470社の中小企業経営者から相談を受けてきて、そのような企業を見てるから、実感をこめて言えます。

決断できなければ、腹をくくらなければ、資金繰りはどう考えても破綻してしまいます。リスケジュールで一気に資金繰り改善し、会社の再生を図っていくべきです。

決断が一ヶ月遅れると、それだけ現金を失い、再生が困難になります。

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